海岸沿いでも、また山中でも、駐車した場所を拠点にすることができる“キャンピングカーでのキャンプライフ”は、キャンパーにとって“究極の理想形”といえるスタイルですよね。ただ、キャンピングカーはその構造と設計ゆえに運転の難易度がそれなり以上に高く、また価格もピンキリとはいえ思い立ったら即購入できる類のものではありません。
そんな憧れのキャンピングカーライフを、手の届く範囲で実現できるかもしれないトラックキャンパーが登場。Precious Most RV（プレシャスモストRV）より発売中の「TRUCK ON HAWK（トラック オン ホーク）」（298万653円～）は、トラックの荷台に積載してキャンピングカーのように使うことができる高級シェルです。
「TRACK ON HAWK」は、トヨタ製トラック「トヨタ タウンエーストラックDX 4WD／2WD」専用のシェルで、脱着が可能なトラックキャンパー仕様。
地面に降ろして部屋として使うことができ、また出掛ける際は荷台に車載することでキャンピングカーになるなど、2通りの使い方が可能です。慣れれば10分ほどで脱着作業を行えるため、目的地等で荷台からシェル本体を切り離して、車で近場を移動するといった使い方もできます。
本体は頑丈なシェル構造となっており、側壁だけでなく天井や床、バンク部分にもしっかりとした強度と断熱性を持つ硬質ウレタンフォームを仕込んだ「FRPサンドイッチパネル」を採用。アルミフレームを用いて結束した、本格的で高品質なボディに仕上げられています。
また、設計段階から横風への対策を強く意識し、運転席天井と運転席後部にそれぞれ10センチ程の隙間を持たせてあるのが特徴。横風が強く当たった際にこの隙間から上手く車体の反対側に空気を逃がすため、大型車の通過時などにハンドルを取られる程の抵抗がかからないようになっています。シェル全体を支えるアウトリガーは、荷台からの切り離し時と車載状態時の両方で使用できます。
シェル内の装備も充実しており、100Vコンセント、サブバッテリー12V100A 15A外部充電器、100V外部充電、ベンチレーターUSB／ACCソケットなどの電気周りに、室内LED照明とLEDダウンライト、40L冷蔵庫を搭載。清水19L／排水19Lのタンクにキッチンシンクも備わっています。また、生活用品や食器などを収める棚、ベッド兼ソファー、テーブル、アクリル製の二重窓は外側から蓋で閉じられる構造などなど、随所に居住空間として快適に過ごせる設計。さらにオプション品として、エアコンやヒーター、電子レンジなども用意されています。
外寸は全長が4682mm×全幅1787mm×全高2665mmで、シェル内での就寝人数は2人＋1人。ベース車となる「タウンエースDX」が2人乗りとなっており、ソロや2人でのキャンピングカーライフに最適。なお、シェルは”荷台に積んだ荷物”扱いとなるため、シェル内に人がいる状態で車を走らせることはできません（道交法違反）ので、くれぐれもご注意を。
キャンパーにとって究極の理想ともいえる”キャンピングカーライフ”を、より手軽でリーズナブルに実現できる「TRUCK ON HAWK」。グランピング施設や災害時の簡易避難場所にもなるなど、企業や公共団体が所有して活用することができる点も、大きな魅力といえるのではないでしょうか。
>> Precious Most RV「TRUCK ON HAWK」
＜文／&GP＞
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/496244/
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