Apple IDアカウントへのログイン時の2ファクタ認証の方法として、2023年に物理キーが利用可能になる、とBloombergのマーク・ガーマン氏が報じています。
パスワードと物理キーの併用が可能に
Appleは、Apple IDアカウントへの不正ログインを防止するため、パスワードが他人に漏れてもアカウントを保護できるよう、2ファクタ認証の設定を推奨しています。
Bloombergのマーク・ガーマン氏は、ニュースレターPower On読者からの「Appleは、独自の物理キーを製造すると思いますか?」との質問に回答しています。
Appleが物理キーを発売する計画はないと聞いているが、AppleはAmazonなどで数多く販売されているFIDO規格対応のサードパーティー製品の利用を推奨するのだろう、とガーマン氏は述べています。
この物理キーは、Apple IDにログインする際にパスワードと物理キーを併用できる、2023年に提供予定の新機能で利用可能になる、とのことです。
物理キーは、2ファクタ認証に使用されているテキストメッセージや確認コードの代わりとして機能します。
なお、Appleは先日、iOS16.2でiCloudのデータ保護を強化すると発表しています。
Safariは2019年に物理キーに対応
Appleは、2019年に公開したiOS13.3/iPadOS 13.3で、Safariが物理キーに対応したと発表しています。
セキュリティ用の物理キーとしては、yubicoなどの製品が知られており、Amazonなどで1万円前後で購入可能です。
Source:PowerOn/Bloomberg, Apple
Photo:yubico
(hato)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania