ダイソン株式会社はDyson Zone™ノイズキャンセリング機能付き空気清浄ヘッドホンの全仕様を12月8日に公開しました。
本製品は都市の騒音と大気汚染という2つの課題を解決するために設計されています。
2023年1月に中国、3月にアメリカ、英国、香港、シンガポールでの発売を予定しています。
日本での発売時期は未定です。
極小の汚染物質も大幅カット
高性能なフィルターによって大気中の汚染物質を大幅にカットします。
本製品はダイソンが30年間にも渡り開発してきた気流、フォルター技術、モーター技術を活かした空気清浄システムを搭載。
各イヤーカップ内のコンプレッサーが二重構造のフィルターを通して空気を吸い込み、浄化された2つの気流が非接触型シールドを通して着用者の鼻と口に流れます。
フィルターは0.1ミクロンの粒子状の汚染物質も99%除去します。
これは都市汚染における代表的な有害物質である窒素酸化物や硫黄酸化物などのPM2.5も含む精度です。
高精度なノイズキャンセリングでリスニングも快適
本製品のノイズキャンセリング機能は8個のマイクを利用。
これらのマイクが1秒間に384,000回周囲の音をモニタリングすることで可聴域の音を最大38dBまで低減します。
都市部では多くの雑音がありますが、周囲の環境に左右されることなく音楽を聞いたり動画を見られます。
またヘッドホンとしての性能を高めるため、科学的な指標と幅広いユーザーのテストに基付いてチューニングしました。
それに加え、40mm、16Ωのネオジウムスピーカードライバーの採用によって人間の可聴域を越える6Hzから21kHzを歪みなく再生できる性能を持ち、低音から高音までクリアでピュアな音質が実現しました。
ヘッドバンドも快適性や遮音性を両立させるためにイヤークッションが従来のものよりも平たく設計。耳の角度に合わせてクッションを付けることで長時間装着しても痛くなりにくくなっています。
アプリで有害物質や騒音をモニタリング
都市で最も多く見られる汚染物質のNO₂の濃度をアプリでモニタリング可能です。
NO₂は車のエンジンや発電所、重工業の燃焼などによって発生する物質で、血液中のヘモグロビンと結合して酸素運搬能力を低下させます。
ヘッドホンに搭載されたセンサーが周囲のNO₂濃度をリアルタイムでモニターし、アプリで確認できます。
口部を覆うシールドを装着した時にはNO₂に合わせ浄化された気流を適切に調整します。
また騒音レベルもリアルタイムでモニタリングしています。
周囲の音に応じて健康的なリスニングができるようにノイズキャンセリングの強さや音量を調整できます。
PR TIMES
Dyson Zone™ノイズキャンセリング機能付き空気清浄ヘッドホン
- Original:https://techable.jp/archives/187332
- Source:Techable（テッカブル） -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:Techable編集部