Appleは、アプリ開発者を支援する「App Store Foundations Program」を日本で提供すると発表しました。ヨーロッパ以外の地域での提供は初となります。
欧州以外への拡大は日本が初
Appleの「App Store Foundations Program」は、2018年にヨーロッパで提供が開始され、2022年には提供国が拡大しています。ヨーロッパ以外の地域で提供されるのは、日本が初めてです。
同プログラムはApple Developer Programに登録しているアプリ開発者が対象ですが、Appleは特にスタートアップや初期段階のアプリ開発企業の参加を歓迎すると発表しています。
日本向けカリキュラムで学べる、卒業後にも学習を継続
同プログラムに参加した開発者は、AppleのテクノロジーやAPIの活用方法、App Storeでの存在感を高める方法、ベンチャーキャピタルからの資金調達方法など、日本市場向けのカリキュラムを学ぶことができます。
プログラム参加者は、終了後も卒業生ネットワークの一員としてAppleのエキスパートにアクセスして学習を継続できます。
1月上旬に開始予定、開発者には別途案内
「App Store Foundations Program」は1月上旬に開始予定です。
Apple Developer Programに加入している日本の開発者には、登録についての案内が送られます。
ティム・クックCEOが訪日中
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は現在、日本を訪問しています。
熊本ではiPadを教育に活用する小学校やソニー熊本テクノロジーセンターを訪れたほか、東京ではコナミやスタートアップ企業数社を訪問、岸田文雄首相との面談では日本での投資を継続する意向を語っています。
Appleは先日、iOSアプリ経済圏が日本で約100万人の雇用を創出しており、日本のデベロッパがデジタル商品やサービスから得た利益は500億ドル(約6兆8,000億円)以上で、2019年から倍増していると発表しています。
Source:Apple
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-510249/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania