新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が懸念されている今冬。
そんな中、活躍が期待されているのが株式会社日立社会情報サービス(以下、日立社会情報サービス)が展開する「感染症予報サービス」です。
同サービスは、2022年11月28日(月)~2023年2月28日(火)の期間、無印良品 グランフロント大阪で行われる実証実験に活用されます。
感染症罹患者数をAIが予測
インフルエンザの罹患リスク低減が期待できる
感染症予報サービスではインフルエンザ流行予報を行い、この予報を住民に通知することで手洗い・うがいといった予防行動の喚起、仕事の調整やレジャー計画見直しなどの行動変容を促します。また、インフルエンザの罹患リスク低減が期待できるとのこと。
現在、同サービスで対象とする感染症はインフルエンザですが、日立社会情報サービスは今後の対象拡大を検討しています。
無印良品で感染症予報サービスを活用した実験
同実験は、無印良品 グランフロント大阪に感染症予報サービスのモニター画面を設置し、情報発信することで、より多くの人へ感染症に対する注意喚起や行動変容の促進を図るというものです。
モニター画面では、大阪府におけるインフルエンザの流行予報(週次更新)をレベル0~レベル3の4段階で表示。また、予防・習慣の注意喚起や無印良品の関連商品の案内も投影します。
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/187619
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:はるか礒部