Apple WatchはSeries 2からGPSを内蔵していますが、これまでできるだけiPhoneのGPSを使用するようプログラムされてきました。最新の3つのApple Watchモデルは、この仕様に変更があったことが、最近公開されたサポート資料から明らかになりました。
Ultra、Series 8、SE 2は内蔵GPSだけで調整可能に
Appleが12月14日付けで公開した「ワークアウトとアクティビティの精度を高めるためにApple Watchを調整する」のサポートページには、歩行/走行距離やペース、カロリーの測定精度を上げるための調整方法が記されていますが、同ページに興味深い説明が見つかりました。
Apple Watch Series 2以降のApple WatchのGPS調整は、「Apple Watchだけあれば大丈夫です」とありますが、以下の注意書きが追加されています。
Apple Watch Ultra、Series 8、SE(第2世代)は、iPhoneが近くになくても内蔵のApple Watch GPSを使います。それ以前のモデルのApple Watchは、バッテリーを節約するため、利用できる場合はiPhoneのGPSを利用します。
バッテリーが強化されているApple Watch Ultraでこれを実現できるのは当然と考えられますが、ハードウェア的にはSeries 7と比較してあまり変わっていないSeries 8とSE 2が含まれているのは注目に値します。
2015年に発売された初代Apple WatchはGPSを内蔵しておらず、Series 2まではGPS非搭載となっていましたが、今回のニュースはApple Watchのさらなる独立化に向けたマイルストーンであると言えそうです。
Source:Apple via 9to5Mac
Photo:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-511573/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania