米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2022年12月22日、Appleが出願していた、Apple Watchでの血圧測定に関する新たな特許を公開しました。
Apple Watchを利用した血圧測定における精度に関する特許出願
Appleが出願した特許は、Apple Watchで血圧測定を行う際の精度向上を目的としたものです。
Appleはこれまで、Apple Watchで血圧測定を行う方法として、カフ(血圧測定時に装着する空気袋)を用いるものと、各種センサーの組み合わせによって行うものの2種類の特許を出願していました。
今回出願されたのは、カフを搭載したポータブル血圧計とApple Watchを組み合わせ、血圧測定精度を向上させる方法に関する特許です。
Apple Watchへの血圧測定機能搭載は2025年と噂
特許には、Apple Watchでの血圧測定を行う際に精度を向上させるには、本体に加え別のデバイスを組み合わせることが有効と記されています。
下記図表1Bで説明されている「Apple Watch以外のデバイス(120)」は、2022年1月に特許出願された、ポータブル血圧計に似ています。
Apple Watchには、圧力測定用センサー(下記図表1Cの122)を搭載したバンド(102)が装着されています。
圧力測定用センサーによる血圧測定機構だけでは精度が低いのを、ポータブル血圧計などApple Watch以外のデバイスでの測定データと組み合わせることで、拡張期および収縮期血圧波形(下記図表6Bの610)の正確なデータが得られると、特許には記されています。
Apple Watchに血圧測定機構が搭載されるのは、2025年と噂されています。
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Tech Limited(@TechLimitedOne)/Twitter
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-511770/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania