Googleと全米プロフットボールリーグ(NFL)は現地時間12月22日、YouTubeがNFLの放送パッケージ「サンデーチケット」の放送権を獲得したことを発表しました。
年間で約20億ドルで契約
先日、AppleがNFLの「サンデーチケット」の放送権を巡る交渉から手を引いたと報じられましたが、最終的にYouTubeが放送権を獲得したようです。
The Wall Street Journalによると、YouTubeは契約料として年間で約20億ドル(約2,647億円)を支払うということです。サンデーチケットは、地元のチャンネルや系列局で放送されない日曜日に行われる居住地以外のチームの全試合を視聴できるパッケージです。現在、米国内で月額64.99ドル(約8,600円)で利用できるYouTube TVの追加料金サービスとして提供される予定ですが、具体的な料金は明かされていません。
最有力候補のAppleは交渉から撤退
もともとAppleが、NFLのサンデーチケットの放送権を獲得する最有力候補とされており、一時は同社とNFLが最終合意に至ったとする報道もありました。The Athleticは最新の報道で、将来提供されるであろうAR/VRプラットフォームに、サンデーチケットを組み込むことができないのではないかというAppleの懸念から、合意に至らなかったと伝えています。
また、YouTubeはサンデーチケットをYouTube TVの追加料金サービスとして提供する予定ですが、AppleはApple TV+の加入者に追加料金なしで提供したいと考えていたと報じられています。
Source:The Wall Street Journal,The Athletic via MacRumors
Photo:YouTube TV
(m7000)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-511814/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania