【2022年人気アイテム総まとめ】
近年、ファッションアイテムとして定着したリカバリーサンダル。元々は足の回復を目的とした機能的なサンダルで、初めはランニング、キャンプ、トレーニングなど体を動かす習慣のある人のなかで普及していきました。そして、現在ではファッションアイテムとしてリカバリーサンダルというジャンルが浸透しています。
そうした流れの中、2022年はテリックが初のリカバリーブーツを発表するなど、“リカバリーシューズ”が増加。アウトドアで使いやすいものや、普段使いしやすいファッション性の高いもの、フェスや旅先に持ってきたくなるものなど、よりどりみどり。自分のライフスタイルに合わせたリカバリーシューズを選べる様になりました。
今回は、2023年につながる多種多様なリカバリーシューズを5つ紹介したいと思います。
1.おしゃれで圧倒的な履き心地。水陸両用で履けるリカバリーシューズ
OOFOS
「OOcandOO」(1万780円)
リカバリーシューズのパイオニア的存在であるOOFOS(ウーフォス)。今年発売された「OOcandOO(ウーキャンドゥー)」は、甲部分のベルクロテープによる調整可能なモデル。裸足でも靴下着用時でも履けるため、ランニングなどの色々なスポーツの後だけでなく、キャンプのベースシューズとしても便利。足全体を覆うようなサンダルスニーカーのデザインは、近年では徐々に増え続けている人気の形。そのため、アクティブなスポーツミックススタイルとして、デイリーコーディネートに取り入れるのもうってつけです。
衝撃吸収力の高い特殊素材“OOfoam(ウーフォーム)”は、着地時の衝撃の反発率を37%カットし歩行をサポート。100%“ウーフォーム”で作られているため水陸両用で使えるのもポイントです。人間工学に基づいて作られた高密度のフットヘッドが足をそっと包み土踏まずをしっかりホールド。アッパーとフッドヘッドによりサンダルにはなかったフィット感を堪能できます。
>>ウーフォス
2.TELIC初の試み。アウトドアを快適に過ごすテクノロジー満載のブーツ型
テリック
「ALL ROADS-QT」(1万4960円)
“雲を歩くような履き心地”をコンセプトに掲げ数々のフットウエアを世に送り出してきたTELIC(テリック)。「オールローズ キルティング」は、独自開発されたオリジナル素材により、履いている事を忘れるような軽さとフィット感を実現。リカバリー機能はそのままに、外側にキルティング生地、内側にボア生地を使用する事により防寒性に特化したブーツタイプです。釣りやキャンプなどアウトドアシーンにうってつけの一足は、着脱のしやすい履き口がやや広めの設計。アーバンアウトドアスタイルの足元にも相性がよく、街ばきとしてもファッションを楽しめます。
ロッキングチェアーの様に前後への自然な体重移動を可能にした“ROCKER BOTTOM”、足裏のアーチに沿ったサポートによる足全体への衝撃の吸収、足の形態学に基づいて独自開発された“FINGER FREE INSOLE”を搭載することで実現した快適な履き心地はTELICだからこそ。また、ブーツタイプ「オールローズ サイドゴア」(1万4960円)、新作のスニーカータイプには、「シーラス」(1万890円)と、「アンサイナス」(1万890円)という計4型を発売。バリエーションの豊富さも他のブランドにはない魅力です。
>>テリック
3.フィット感高めなスリップオン型リカバリーシューズ
HOKA
「ORA RECOVERY SHOE 2」(1万1000円)
元々は本格的なランニングシューズブランドとしてスタートしたHOKA(ホカ)。走ることを愛するすべてのランナーのために作られた、極上の履き心地と革新的なフットウエアは、近年ではファッションスニーカーとしても定着。リカバリーサンダルブームのきっかけにもなった同ブランドの「オラリカバリー スライド」と同様に極上な履き心地を実現したのが「オラリカバリーシュー2」です。スリップオン型なのでランニング後の疲れた状態でも簡単に着脱が可能。また、軽量で折りたたみ可能なメッシュのアッパー素材を採用することで旅行のリカバリーシューズとしても便利です。
キルティングの快適さが加えられたメモリフォームヒールには、足首付近に伸縮性のあるバンドを採用。包み込むように足をサポートし、スリップオン型ながら高いフィット感を実現しています。オールブラックのカラーリングは、大人の男性カジュアルにも合わせやすく、街ばきとしても違和感なく履ける魅力があります。ファッション性の高いHOKAらしい一足です。
>>ホカ
4.裸足で履けるように設計されたリカバリーシューズ
Topo Athletic(トポ アスレティック)
「REKOVR 2」(1万7600円)
2013年、“自然に走れるランニングシューズ”をコンセプトにアメリカで誕生したTopo Athletic(トポ アスレティック)。創業者のトニー・ポスト氏は、裸足ランニングブームの火付け役となった「Vibram 5 fingers」を手掛けた人物として有名。そんな同氏が35年以上のシューズ開発・製造の経験を生かしたプロダクトということもあり、ランナーからの注目を集め、現在アメリカでは急成長を遂げている気鋭のブランドとして人気です。
「REKOVR 2」はソックスを履かずに履けるように設計された“Ortholite 3D Wave Sense”フットベッドを採用。波状の突起が、足の裏に沿って神経を軽く刺激することでマッサージの効果を発揮します。また、アッパーには抗菌加工を施したウール素材を採用。暖かく快適な履き心地を実現しています。多面的なトラクションと耐久性を備えた“Vibram XS Trek EVO”アウトソールが、さまざまなアクティビティから日常生活まで幅広いシーンでストレスない履き心地を提供してくれます。
5.通気性抜群。“スポサン”のように履けるスニーカー型
rig FOOTWEAR
「moja」(1万6280円)
欧米人と日本人の足の特徴を研究し約4年の開発期間を経て、2019 年に日本初のリカバリーサンダルブランドとして誕生したrig FOOTWEAR(リグ フットウエア)。海外のブランドが多いリカバリーサンダルにおいて、日本人の足の特徴に基づいたフットベットを採用することで“日本人にとって最も快適に過ごせるように設計”されているのは、rig FOOTWEARの大きな特徴です。
この「moja」は、narifuri(ナリフリ)とコラボしたときに選ばれたモデルでもあるため、自転車に乗るときのシューズとしてもおすすめです。
アッパーにオープンメッシュ素材を使用した通気性抜群のスリッポンタイプ。ゴムベルトで甲の幅を調整できるため、足に程良くフィットします。衝撃吸収性を非常に高くし、軽量で長時間履いていても疲れにくい設計なので、通常のシューズに比べて足腰へのストレスを大きく軽減。また、踵の部分が柔らかくなっているので、踏んでスライドサンダルとして履いてもOK。運動時以外にもキャンプなどのチルタイムにもうってつけのリカバリーシューズです。
<取材・文/宇田川雄一>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/501976/
- Source:&GP
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