発売から50年以上の歴史を誇るタカラトミーのダイキャスト製ミニカー「トミカ」。外国製ミニカー全盛期に“身近な国産車のミニカーで遊んでもらいたい”という思いのもと誕生したロングセラー玩具で、現在までに累計1100種以上の車種を発売しており、累計販売台数は7億1000万台を突破しています。
そしてトミカは2013年以降、毎年異なる正月バージョンの「初春トミカ」シリーズを発売しています。もちろん2023年も「福徳トミカ」(770円)を発売。全6種類が用意されていますが、何が入っているかは分からないブラインドパッケージとなっており、おみくじ感覚で楽しめますよ。
2023年の正月版となる「福徳トミカ」、テーマは“縁起の良い動物”。各動物の特徴を活かした柄・デザインなどが、国産の名車の車体にあしらわれており、通常のトミカとは異なる印象。
2023年の干支である“卯(うさぎ)”は金運上昇や縁結びの縁起物ともされる動物。フランス語でうさぎを意味するラパンから、ベースは「スズキ ラパン」。ルーフには金で“卯”の文字をあしらっています。
羽の模様に魔除けの意味があるとされている“孔雀(くじゃく)”は、トミカとしては初モチーフの動物で、ベースには「日産 フェアレディZ」を採用。美しく優美な羽を広げている様子ををイメージしたデザインで、鮮やかなグリーンのクリアパーツが使われているルーフは取り外しが可能です。
強運を示す縁起物の“獅子(しし)”は大地を力強く走るイメージから「トヨタ GR 86」。そして幸福と運気上昇の縁起物である“鷲(わし)”には、大空を駆け巡って飛ぶ様子から「スバル BRZ」が使われています。
ちなみに「スバル BRZ」のルーフは鷲の頭をイメージして白くペイントしているなど、芸が細かい!
太陽に向かって葉っぱの上を進む幸運と金運上昇のシンボル“天道虫(てんとうむし)”には、愛称どおりの「スバル360」。ホイールの緑色は葉っぱを表現しています。
さらに鎧のような力強さを持ち、幸運を呼び寄せると言われる“兜虫(かぶとむし)”には、カブトムシ自身を運ぶ「UDトラックス クオン」をイメージに使用しています。
いずれの車体にもマット塗装をベースに、細やかな金の装飾が施されており、正月らしいめでたさ満点のトミカとなっています。初詣でおみくじを引いたあとは、「福徳トミカ」で何が出るかを楽しんでみるなんておもしろいかも。
>> タカラトミー「トミカ」
<文/&GP>
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