Samsungは、スマホ事業においてこれまでの利益優先の姿勢を転換し、ブランド価値と技術力を訴求していくことになると、DigiTimesが報じました。
Appleと中国メーカーとの狭間で方向性を模索するSamsung
DigiTimesによれば、Samsungのスマホ事業はこれまで利益が最優先されてきましたが、スマホ市場の縮小に伴い、その姿勢を転換するとのことです。
SamsungのDX(Device eXperience)事業の責任者である韓宗熙(Jong-Hee Han)氏はその理由について、「Samsungのスマホ事業は、Appleと中国のスマホメーカーに挟まれた状態にあることから、利益追求よりも技術力の訴求に重点を置くことになった」と述べています。
海外と日本で対iPhoneの広告手法に大きな違い
Samsungは長年に渡り、iPhoneを標的にした広告や動画を公開しています。
2022年12月に公開された、iPhoneには折りたたみモデルが無いことを揶揄する動画は、同社の技術力を訴求するという点で新しい方針に合致しているのかもしれません。
しかし、こうした広告や動画は日本人に好印象を与えないと考えているからか、日本のGalaxy公式サイトではそうした表現手法が用いられていないのが確認されています。
Source:DigiTimes
Photo:9to5Mac
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-514503/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania