Horizon株式会社は、花やビーチなどの香りデータをダウンロード&再生できる「匂いNFT(非代替トークン)」を発表。第1弾タレントとして明日花キララさんを起用し、1万枚限定で先行予約での販売を行います。
4月にスマホアプリで受け取り可能
NFTの価格は、1枚1万円(税込み)。明日花キララさんの“イメージフレグランス”を、ディフューザー(後述)を通して楽しめます。
また、NFT自体には、明日花キララさんがプロジェクトのために、特別に自撮りした写真が使用されています。
複数枚を購入することも可能で、一定の枚数ごとに、以下の特典が用意されています。
・5~9枚購入:追加でNFTを1枚プレゼント
・10枚以上購入:追加でNFTを3枚をプレゼント
・100枚以上購入:最上級カードに相当するオーナーカードが購入できる抽選権をプレゼント
購入したNFTは、2023年4月にNFTや香りNFTを購入できるアプリ「Smell Mafia」上で受け取りが可能になる予定。なお、上限を超える注文があった場合は、購入枚数の多い希望者が優先されます。
ディフューザーで香りを合成
Smell Mafiaとディフューザーが通信を行い、ディフューザーがNFTに記録されている香りデータを解析し、香りを合成するという仕組みです。ディフューザーは別売で、NFTの取引後に、購入案内のメールが届くとのこと。
NFT購入者は、NFT1枚につき5回匂いを“再生”することが可能。
香りをDLして楽しむ世界を実現
Horizon株式会社は、匂いや香り産業はインターネット社会の中で、DX化がされていない産業の一つとして挙げ、今回の「匂いNFT」を開発に取り組んだといいます。
また、将来的に「音楽プレーヤーで音楽をダウンロードして楽しむように、好きな香りをダウンロードして楽しむ世界を実現する」とも語っています。
(文・S.Inosita)
- Original:https://techable.jp/archives/188696
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上智文