Mac向けの高速なブラウザとして登場し、iPhoneやiPadの標準ブラウザとして愛用されているSafariをAppleが発表してから、1月7日で20年が経ちました。
「Macで使うことのできる最も速いブラウザ」
現地時間2003年1月7日、米サンフランシスコで開催されたMacworld Expoで、Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏が「Macで使うことのできる最も速いブラウザ」としてMac向けのSafariを発表しました。
1998年から2003年の期間、AppleとMicrosoftの5年間の契約により、Macの標準ブラウザはMicrosoftのInternet Explorerでした。
Appleは、Safariの発表において、ページの読み込みがInternet Explorerの3倍高速であると説明しています。
iPhone、iPadでも標準ブラウザに
Safariは、2007年に発表されたiPhone、2010年発表のiPadの標準ブラウザとしてモバイルバージョンが搭載されています。現在、Appleのプラットフォーム全体でWebKitを採用しています。
Appleは現在も、Safariについて「世界で最も高速なブラウザ」と説明しています。
現在のブラウザシェアトップはChrome
現在、ブラウザのシェアは、2008年にリリースされたGoogle Chromeがトップとなっています。
2022年3月のデスクトップ向けブラウザのシェアでは、Safariが初めてMicrosoft Edgeに抜かれ、3位になりました。
なお、モバイル向けを含めたシェアでSafariは、Chromeに次ぐ2位の座を維持しています。
Source:MacRumors, Apple
Photo:Apple
(hato)
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- Source:iPhone Mania
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