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最近のiPhoneカメラのユーザー評価が低いのは後処理が原因?

iphone14 pro
 
最近のスマートフォンの多くは、大型センサーの不足を補うため、撮影後にハードウェアとソフトウェアの組み合わせで画像を調整し、見栄えを良くしていますが、最近のiPhoneモデルのカメラのユーザー評価が低いのは、過度な後処理が原因ではないか、と人気のテック系YouTuberのマーケス・ブラウンリー氏が分析しています。

昨年のユーザー評価では7位だったiPhone14 Pro

ブラウンリー氏が昨年末行ったユーザー評価をもとにした2022年のスマホカメラのブラインドテストでは、GoogleのPixel 6aと7 Proが1位と2位の座を獲得しました。 Proは、残念ながらASUS Zenfone 9、OPPO Find X5 Pro、Samsung Galaxy S22 Ultra、Realme 10 Pro+に次ぐ7位の結果となりました。
 
テスト結果を見ている限り、iPhoneのスマホカメラがAndroidに比べて劣っているかのような印象を受けますが、これはAppleの後処理が原因の可能性がある、とブラウンリー氏は新たな動画で指摘しています。

Appleは正しい後処理を行っていない?

iPhoneの場合、スマートHDRで異なる設定の複数のを1枚にまとめることで、それぞれのベストな部分を選んでより良い写真に仕上げることができます。しかし、多くの後処理が行われると、画像が非現実的に見えることがあり、これがiPhone写真の低評価につながっているというのです。
 
ブラウンリー氏によれば、Googleが正しい方法で後処理を行っているが、Appleはそうではないとのことです。常に影、特に人の顔の部分を明るくしようとするため、写真が人工的に見えてしまうそうです。

問題の具体例を見てみる

人気のカメラ「Halide」の者のセバスチャン・デ・ウィズ氏は、非常に明るい背景があるたびに、iPhoneは写真の中の人物の明るさも上げようとして、結果的に人物が白っぽくなってしまう問題を指摘しています。
 


 
また、Smart HDRでシャープになりすぎたり、色が誇張されたりする問題も報告されています。
 


 
 
Source:Marques Brownlee/YouTube via 9to5Mac
(lexi)

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