ブラウザ向けメタバースシステム「WEBmetaverse」を提供する株式会社360Channelと株式会社TBSテレビは、1月8日(日)に同局で放送を開始した日曜劇場「Get Ready!」のメタバース空間を制作しました。
闇医者チームの物語
「Get Ready!」は、多額の報酬と引き換えに手段を選ばず、患者の命を救う正体不明の闇医者チームの物語です。
妻夫木聡演じる波佐間永介(通称:エース)は、2つの顔をもつ男。表の顔はパティスリー「カーサブランシェ」のパティシエ、裏の顔は法外な報酬と引き換えに超人的なオペ技術でどんな手術も請け負う闇医者チームを率いる天才執刀医です。
その相棒である交渉人・下山田譲(通称:ジョーカー)は藤原竜也、凄腕オペナース・依田沙姫(通称:クイーン)は松下奈緒、若き万能ハッカー・白瀬剛人(通称・スペード)は日向亘が演じています。
闇医者チームは、ターゲットとなる患者の前では仮面で顔を隠し、その正体は世の中には知られていません。素顔を隠し、秘密裏に医療行為を行う理由は何なのかーー。
1話完結・完全オリジナルで明かされていく医療ヒューマンエンタテインメントとなっています。
3つの空間をメタバースで再現
360ChannelとTBSテレビは、ドラマの舞台となる3つの空間「パティスリー」「闇医者チームのアジト」「オペ室」をメタバースで再現しています。
また、テキストチャット機能が搭載されているため、ユーザー同士でドラマの展開を予想するなどファンコミュニティの場としても活用可能です。
同空間は、パソコン、スマートフォン、タブレットなどのデバイスからURLをクリックするだけで、24時間いつでもアクセス可能。筆者が、初回放送翌日の15時頃に訪れたところ、多くのユーザーで賑わっていました。
なお、ドラマの放送に先駆けて行われた制作発表の様子は、メタバースでLIVE配信され、出演者がアバターを操作して、空間内をツアーしました。メタバースでの制作発表は、TBSテレビ初の試みとのことです。
(文・Saki.A)
- Original:https://techable.jp/archives/189247
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:天野早紀