Appleは現地時間1月10日、クリエイターがポッドキャストを、サードパーティホスティングプロバイダと直接共有できるようにする機能「Apple Podcast Delegated Delivery(ベータ版)」の提供を開始しました。これによりクリエイターは、提携するホスティングプロバイダの管理画面から直接、Apple Podcastの有料サブスクリプションのポッドキャストを公開できるようになります。
Apple Podcast Delegated Delivery機能について
Appleは2022年5月に初めて、Delegated Delivery機能を発表しました。Apple Podcasters Programに加入しているクリエイターは、Apple Podcast Connectの「アカウント」タブからAPIキーの生成が可能になり、このAPIキーをホスティングプロバイダと共有することで、ホスティングプロバイダが代行してポッドキャストを公開できるようになりました。
現在、Apple Podcast Delegated Deliveryに対応しているホスティングプロバイダは、以下の4つです。
- Blubrry
- Libsyn
- Omny Studio
- RSS.com
今年後半には、AcastやART19など、対応するプロバイダが増える予定だということです。
Blubrry Podcastingのトッド・コクラン最高経営責任者(CEO)は、「自動化されたプロセスによりポッドキャスターは、標準的な公開プロセスの一環として、Apple Podcastにプレミアム番組やエピソードを信じられないほど簡単に公開することができる」と述べています。
また、Libsynのジョン・W・ギボンズ社長は、「Appleとの提携により、Libsynの75,000人以上のポッドキャスターのポッドキャスト配信を簡素化できることを楽しみにしている」としています。
Source:Apple via 9to5Mac
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania