ノルウェーのオスロに本社を構えるTriangulaが、Apple Watch Ultraをドローンに搭載した、銃声(発砲音)検知システムを構築したと発表しました。
Apple Watch Ultraとドローンを組み合わせて発砲箇所を特定
Triangulaの最高執行責任者(COO:Chief Operating Officer)であるマリアス・マレンツ氏が、ビジネス特化型ソーシャルメディアであるLinkedInにて、Apple Watch Ultraをドローンに搭載した発砲音検知システムを開発したと紹介しています。
MyHealthyAppleはTriangulaについて、セキュリティサービスを専門としており、顧客には政府機関や軍事関連部門が含まれていると伝えています。
Triangulaは現在、Apple Watch Ultraのセンサー技術を活かした発砲音と爆発音を検知するシステムの構築に取り組んでいると、同メディアは説明しています。
Apple Watch Ultraの特長がシステム構築に有利に作用?
Apple Watch Ultraとドローンを組み合わせた発砲音検知システムは、Triangula Scoutアプリと組み合わせて使用します。
Triangula Scoutアプリが動作する複数のデバイスを組み合わせることで、検知した発砲音が到達した方向を分析し、発砲箇所を特定します。
このアプリはApple Watch Ultraに搭載されたマイクを利用しますが、風切り音の少ない高品質な音声検知ができること、Apple Watch Ultraには高精度のGPSが内蔵されていること、そしてバッテリー容量が大きいことがTriangulaの発砲音検知システムに用いるのに適したデバイスだったと、MyHealthyAppleは推察しています。
Source:Marius Marents/LinkedIn,Triangula via MyHealthyApple
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-516322/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania