Appleは現地時間1月11日、無料ツール「Apple Business Connect」を発表しました。これにより世界中の企業は、Appleマップのプレイスカードで、写真やロゴの追加や更新、その他の重要な情報、例えばレストランの特別キャンペーンや季節のメニューなどを表示できるようになります。
また、マップのプレイスカードから食料品の注文、ホテルやディナーの予約などのアクションを起こすよう顧客を誘ったり、顧客に有益な情報を提示することも可能です。
今後数カ月以内に、世界中の企業に向けて提供開始
Appleによると、これらの新機能は11日から米国内の企業へ提供が開始され、今後数カ月以内に世界中の企業にも提供される予定だということです。
また、プレイスカードの情報は、Siri、Wallet、メッセージ、その他のアプリでも表示され、表示方法をカスタマイズすることもできます。
新規または既存のApple IDで、Apple Business Connectにログインし、Appleが事業者を確認した後、事業者は自社の所在地を登録し、プレイスカードの更新やカスタマイズができるようになります。
Appleのサービス担当上級副社長であるエディ・キュー氏は、「私たちは、世界中のAppleユーザーに食事、買い物、旅行などの場所に関する最も正確な情報を提供するため、Business Connectを開発しました」と述べています。
また、「Apple Business Connectは、全てのビジネスオーナーに、顧客とより直接的に繋がるために必要なツールを提供します。何十億もの人々が自社製品やサービスを目にしたり、利用したりする方法を、よりコントロールできるようになります」としています。
Source:Apple via MacRumors
Photo:Apple
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