韓国メディアET Newsが、Samsung Displayはスマートウォッチ向けマイクロLEDディスプレイの開発を開始したと報じました。
Samsung Displayが2023年内にスマートウォッチ向けマイクロLEDディスプレイの開発に成功した場合、Apple WatchおよびGalaxy Watchへの搭載が想定されると、同メディアは述べています。
AppleはマイクロLEDディスプレイ製造工場用地確保済みと噂
2024年モデルのApple Watch Ultraには、Appleが自社開発するマイクロLEDディスプレイが搭載されると噂されています。
Appleは、2020年にマイクロLEDディスプレイ製造に向けた工場建設用地を台湾北部に確保したとみられており、EpisterやAUOがApple専用の製造ラインを構築、実質的に内製化する可能性が高そうです。
マイクロLEDディスプレイが最初に搭載されるApple製品はApple WatchになるというのはLEDInsideが2020年6月に予想した通りで、同ディスプレイの特長を活かした、薄型化、高コントラスト、高輝度、低消費電力、高耐久性(焼付きの不安なし)の実現が期待されています。
大きさは2インチを想定、早急な商用化目指す
Samsungグループでは、Samsung ElectronicsがマイクロLEDディスプレイ搭載TVであるThe Wallを販売していますが、Samsung DisplayがマイクロLEDディスプレイを開発するのは今回が初めてとThe Elecは述べています。
Samsung DisplayによるマイクロLEDディスプレイの開発は、2022年末に新設された事業部が担当、大きさは2インチ程度で、早急な商用化を目標に掲げています。
Source:The Elec
Photo:Apple(米国)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania