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日本人起業家によるシリコンバレースタートアップHOMMA、米ポートランドで新たな「設定不要」スマートホームの開発を実施

米国シリコンバレーを拠点とするスマートホーム開発スタートアップのHOMMA Group株式会社(以下「HOMMA」)が、 米国オレゴン州ポートランドにて新たな住宅開発を行うと発表しました。

「HOMMA」について

「HOMMA」は2016年に日本人起業家・本間毅が米国シリコンバレーで創業したスマートホーム・スタートアップです。
従来のスマートホームは、不動産・建築デザイン・テクノロジーはそれぞれ別の事業者が担当し、合同で開発する形が一般的。ですが、「HOMMA」は社内に上記のセクションを有することで、より完成度の高いスマートホームの開発を目指しています。

ポートランドで新規スマートハウス開発を実施


「HOMMA」は米国オレゴン州ポートランドのWoodstock(ウッドストック)エリアに総戸数10-15、延床面積約930〜1,394平米のスマートハウスを開発すると発表しました。

着工は2023年後半、竣工は2024年年末の予定で、現在は地域の設計事務所および建設パートナーを選定している段階です。

米国におけるスマートホーム市場の現在地

HOMMAによると、米国のスマートホーム市場では「Do it yourself(DIY、自分でやる)」から「Do it for me(誰か代わりにやって欲しい)」へとユーザーの関心が移行しているそうです。

同社によれば、住宅購入者の多くがスマートホームテクノロジーが組み込まれている住宅を希望しているものの、それは企業など自分ではない誰かによって購入時に既に組み込まれている状態を望んでいるとのことです。

居住者が考える必要のない「HOMMAテクノロジー」


HOMMAが提供する住戸は、厳選されたスマートホームテクノロジーが組み込まれているだけでなく、全デバイスの設定が事前に完了しています。さらに、HOMMAテクノロジーはクラウドを介して定期的に自動更新されるため、新しい機能や使い勝手などが常にアップデートされます。

そのためHOMMAによるスマートホームは、入居したその日からHOMMAエクスペリエンスを体験することができるだけでなく、生活の中で居住者がテクノロジーについて考えたり定期的に管理をしたりする必要もありません。

PR TIMES

HOMMA Group株式会社 

(文・夏木ますみ)

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