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酪農経営を救う!スマホで乳牛のゲノム検査結果をみれる「eGプラス」とは

コロナ禍による乳牛の需要低下や、昨今の飼料高騰等により、苦境に立たされている酪農経営の負担を少しでも軽減するため、乳牛ゲノム検査結果データ活用システム『eGプラス』のサービス提供が2023年1月6日より開始されました。

酪農経営とゲノム解析

近年、北米ではゲノム解析の技術を用いた遺伝子改良のスピードが飛躍的に向上している一方で、日本ではわずか一部にしか取り入れられていません。

そこで、幅広いSaaS/ASPを提供している株式会社スカラコミュニケーションズは株式会社エリートジェノミクス(以下、エリートジェノミクス)と連携して乳牛ゲノム検査結果データ活用システム「eGプラス」を開発しました。

エリートジェノミクスは、乳牛のゲノム検査において国内トップシェアを誇り、米国で最大のゲノム検査を実施しているNEOGEN社(ナスダック・グローバル・セレクト・マーケット上場)と提携しています。

畜産業界の課題解決目指す

同社はサービスの開発背景を以下のように説明しています。

「昨今の飼料高騰等により、畜産業界では生産コストが増大しており、酪農経営環境は厳しい状況に置かれています。こうした背景から、生産性の向上に貢献できないかと考え、牛群改良の効率化に役立つゲノム検査を手軽に受けられ、検査結果を活用できるシステムを開発するに至りました。」

生産性を上げる『eGプラス』の特徴

『eGプラス』は牛群改良の効率化に役立つゲノム検査を手軽に受けられ、その検査結果を活用できるシステムです。

スマートフォンで「ゲノム解析」についての情報を簡単に表示、検索できます。その他以下のような特徴を有したサービスです。

このサービスにより、日本においても乳牛のゲノム解析がより簡単になりそうですね。

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(文・川口祐司)

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