有機EL（OLED）ディスプレイを搭載するMacBookが2024年の発売に向けて開発中と噂されている中、OLEDディスプレイ用ディスプレイドライバIC（DDI）を製造する台湾のサプライヤーが、同ディスプレイ搭載ラップトップ市場からの受注増を目指して活動していると、DigiTimesが報じました。
OLEDディスプレイ搭載iPad ProとMacBookが来年発売と噂
iPhoneとApple Watch以外のApple製品へのOLEDディスプレイについて、2024年に11.1インチiPad Proと13インチiPad ProおよびMacBookに搭載されるとの予測を、アナリストや海外メディアが伝えていました。
また、2027年には20.25インチ折りたたみOLEDディスプレイを搭載するMacBookが発売されるとの噂もあります。
Windowsラップトップで折りたたみOLEDディスプレイ普及へ
折りたたみOLEDディスプレイ搭載ラップトップだけでも今年中に、17.3インチ折りたたみOLEDディスプレイを搭載するSamsung製ラップトップ、LG Display製の17インチ折りたたみOLEDディスプレイを搭載するHP製ラップトップが発売されるとみられています。
今後、製造規模を拡大する見通しの中国BOEは、17インチ折りたたみOLEDディスプレイをASUSに供給中で、ASUS ZenBook 17 Foldとして発売されています。
この分野で先行するThinkPad X1 Foldは、シャープ製の16.3インチ折りたたみOLEDディスプレイを搭載し第2世代へと進化しています。
こうした状況もあり、2023年はラップトップ向け折りたたみOLEDディスプレイの出荷数が、昨年対比で70%増えるとSamsung Displayが予測しています。
OLEDディスプレイ用DDIのサプライヤーは、こうした市場拡大を見据えてディスプレイメーカーからの受注増を目指しているようです。
Source:DigiTimes
Photo:Apple（米国）
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania