Appleは、Apple Watchのほか、iPhoneやiPad、MacにもマイクロLEDディスプレイの搭載を進める計画だ、とBloombergのマーク・ガーマン記者が伝えています。ただし、Macへの搭載はかなり先になりそうです。
iPhoneやMacにもマイクロLED搭載を計画
2024年に発売されるApple Watch Ultraには、マイクロLEDディスプレイが搭載されると予測されています。マイクロLEDディスプレイは、従来のディスプレイと比べて表示が明るく、色再現性が高く、視野角が広いというメリットがあります。
Bloombergのマーク・ガーマン氏は、ニュースレターPower On読者からの「Appleは、マイクロLEDディスプレイ搭載製品をApple Watch以外にも拡張するでしょうか?」という質問に回答しました。
Appleは、iPhone、iPad、Macなど全ての製品にマイクロLEDディスプレイの搭載を計画しているものの、マイクロLEDがまだ初期段階で複雑な技術であることから、Macに搭載されるのは10年ほど先になるだろう、というのがガーマン氏の予測です。
OLEDはiPhoneからiPadに拡張するまでの期間は7年
ガーマン氏はさらに、2007年のiPhone Xで有機EL(OLED)ディスプレイが採用されてから、iPad ProへのOLEDディスプレイ採用は2024年と噂されているように、ディスプレイの切り替えにかかっている時間の長さを忘れてはいけない、と付け加えています。
著名アナリストのミンチー・クオ氏は、MacBookシリーズにOLEDディスプレイが搭載されるのは2025年になるとの予測を発表しています。
なお、Apple Watchは2015年発売の初代モデルからOLEDディスプレイを搭載しています。
Source:Power On
Photo:Apple
(hato)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania