Appleの製品は、他社の類似製品と比べ高額です。しかし近年は、iPhone SEやApple Watch SEなどの廉価モデルも販売しています。
米メディアMacworldはAppleのこの廉価モデル投入戦略は成功しないとし、噂になっている廉価版AirPodsの発売に異議を唱えています。
廉価版を時折投入してきたApple
Appleはこれまでに何度か、「廉価版」といえる、それまでのラインアップの価格帯よりも安い製品を発売してきました。
2013年にはiPhone5cシリーズ(2015年に販売終了)が発売され、そして現在も、2022年3月発売のiPhone SE(第3世代)、2022年9月発売のApple Watch SE(第2世代)が展開されています。
Appleはプレミアム市場でこそ本領発揮できる
しかしMacworldは、Appleは高性能・高価格のプレミアム市場でこそ本領を発揮できるのであり、ブランドイメージを損なうような低価格商品を出すべきではないと主張します。
最近のAppleは、従来の高価格・高性能路線へと舵を切り直しているようにも見えます。
iPhone SE(第4世代)の発売計画は中止されたと報じられています。また一時期流れていた廉価版Apple Pencilの噂もいつの間にか消滅しました。
2022年10月に発売されたiPad(第10世代)は、iPad(第9世代)より価格が高くなりました。
AirPods Liteが成功するとは思えない
しかしその一方で、廉価版AirPods(AirPods Liteになるとの噂あり)が発売されるとの情報があります。
Apple情報に詳しいアナリストのミンチー・クオ氏は先日、99ドル(約1万3,000円)程度の廉価版AirPodsが、2024年後半から2025年前半にかけて発売されるとの予想をTwitterに投稿しました。
この予想についてMacworldは「Appleの歴史に詳しい人なら、AirPods Liteはまず成功しないと予測するだろう」と、手厳しいコメントを記しています。
Source:Macworld
Photo:Apple
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-517598/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania