クラウド型コールセンターシステムの開発・販売を手がける株式会社ソフツーでは、2022年4月にβ判としてリリースした「ミライAI」において、このたび、企業の代表電話を受付する担当者指名転送シナリオをリリースしました。
「ミライAI」について
ミライAIは、AI技術を用いてかかってきた電話に音声で自動応答し、ヒアリングした電話相手の情報を即時に音声またはテキストで共有する電話対応AIソリューションです。
この「ミライAI」において担当社指名転送が可能になったことで、代表電話の一次対応は無人対応が可能になりました。
企業への電話は、電話受付AIがまるで人間のオペレータが対応するように電話口の相手と直接会話を行い、呼び出し相手を聞いた上で、取り次ぎを行います。
オフィス電話の課題を解決 業務が楽に
同一苗字の方が複数在籍している場合の判別対応や着信電話をそのまま直接転送することなく、転送先の担当者に繋げるかどうかの確認を行うため正確に相手に情報が伝わる設計となっています。
さらに営業時間設定の機能もあります。営業時間内は、代表電話代行窓口(担当者指名転送)シナリオで必要に応じてそのまま担当者へ取次ぎを行い、営業時間外は折り返しシナリオで全ての電話を折り返し対応とすることができます。
忙しくて電話に出れない。営業電話に出たくない場合、「ミライAI」がコンシェルジュのように確認してくれます。
あなたは自分の意思を電話口で伝えるだけ、あとのことは全てお任せで大丈夫です。
そのまま電話に出る場合は、「ミライAI」がそのまま転送してくれます。
もし対応しなくない場合は、「ミライAI」が発信元の相手側に「折り返しご連絡する」旨を伝えた上で、折り返し先とご用件を自動でヒアリングします。
その内容については、メールまたはチャットにて、自動でテキストに変換して送信されます。
コア業務に専念することができる
通常業務を行いながら代表電話を取るようなことがあれば、並行作業となり、伝達ミスや伝達漏れが発生することもあります。
取り次ぎに手間がかかったり、作業中の業務を中断したりすれば、自分自身の業務に集中できずに、常にイライラするなんてことも起きてしまいます。
「ミライAI」を導入すれば、電話応対は全てお任せ、日々の業務に専念ができるようになり、業務効率が何倍も上がりますね。
まるで本当の人間のような応対
同一苗字の方が複数在籍している場合には、「ミライAI」が追加でヒアリングを行い、きちんと担当者を特定するところまで応対を続けます。
「ミライAI」は顧客情報をヒアリングした上での取次ぎ対応を行いますので、そのまま直接転送せず、誰からかかってきた電話なのかをきちんと事前に伝えた上で、指示を仰いで対応します。
もし、電話に応じない場合も折り返し先とご用件を自動でヒアリングします。
こんな便利な電話受付AIがあったら、電話番なんて言葉は死語になってしまうかも。
(文・川口祐司)
- Original:https://techable.jp/archives/190866
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:川口裕司