株式会社網屋のクラウドゼロトラストサービス「Verona」と株式会社アイルの販売・在庫管理システムのクラウド対応サービス「アラジンクラウド」が連携しました。
フルマネージドの「Verona」と運用の手軽さが人気の「アラジンクラウド」
一方の「アラジンクラウド」は、販売・在庫管理パッケージシステム「アラジンオフィス」シリーズのクラウド対応サービスで、外出先からでもすぐにシステム利用が可能です。また、システム管理を全てアイル社が請け負うため、運用の手軽さも人気だといいます。
より安全で快適な通信を実現
今回の連携により、アラジンクラウドの利用企業は、利用可能デバイスの制限が可能になるほか、より安全にインターネット通信経路を確保できるようになります。
「Verona」はクライアント証明書を用いた認証機構を標準搭載しているほか、各顧客に固有のグローバルIPを付与しています。「アラジンクラウド」のグローバルIP制限機能と連携することで、クライアント証明書をインストールしたデバイスのみ「アラジンクラウド」の利用が可能となります。
また、「Verona」はデバイスとクラウドゲートウェイ間の通信をVPNで暗号化するため、外出先などでフリーWi-Fiを利用する際も、通信の傍受やなりすましから情報を守ることが可能です。
今回の連携について、株式会社アイルのシステムソリューション事業部、常務取締役 土井正志氏は次のようにコメントしています。
販売・在庫管理データは、経営の根幹を担う最重要情報資産です。クラウド環境で管理するにあたり、これまでも高度なセキュリティ環境を備えておりましたが、このたびサイバーセキュリティを専門とする網屋さまの「Verona」と連携することで、より堅牢なセキュリティを実現しました。初めてクラウド環境上で販売・在庫管理システムをご利用になる企業さまにも、より安心してご利用いただけるものと期待しています。
(文・優花子)
- Original:https://techable.jp/archives/190915
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:德井優花子