LINEで看護師や臨床心理士に相談できる！世田谷区で小田急も導入の妊活コンシェルジュサービス活用

平井久美子

2年前

世田谷区は、将来の妊娠・出産を望む方々へのサポート事業として「妊活オンライン相談事業」を行っています。

LINEを活用した妊活コンシェルジュサービス「famione（以下、ファミワン）」を提供する株式会社ファミワンは、東京都世田谷区からの委託を受け、この「妊活オンライン相談事業」において、ファミワンのサービス提供を実施。妊娠を望む区民の方々を支援します。

妊活コンシェルジュ「famione（ファミワン）」

妊活コンシェルジュサービス「ファミワン」は、妊活に取り組む夫婦を支える、LINEを活用したパーソナルサポートサービスです。

LINEのアカウント登録をすることで専門のチェックシートが届き、その入力内容を分析し、利用者の状況に合わせたアドバイスを行います。

同サービスでは、不妊症看護認定看護師や臨床心理士、培養士、NPO法人Fineの認定不妊ピア・カウンセラーなど、多くの専門家によるアドバイスを受けることが可能。

妊活を意識し始めたばかりのタイミングから、病院選びや治療中までのあらゆる過程をサポートしています。

ファミワンのサービスリリースから累計登録者数は3万人にのぼり、2019年10月以降は前年同月比800%を超えるペースで増加。登録者の93%が「ファミワンでまたアドバイスを受けたい」との高い満足度を示しています。

2018年9月より、法人向け福利厚生プログラムを提供開始。小田急電鉄やTBS厚生会、GAtechonologiesなどへの福利厚生導入に加えて、ソニー、全日本空輸株式会社（ANA）、伊藤忠労働組合などへもセミナーを提供しています。

また、自治体への提供としても、神奈川県横須賀市をはじめ、長崎県、東京都杉並区、群馬県邑楽町など、都道府県単位から中核都市、そして数万人規模の市区町村まで幅広く提供を行っています。

なお、本サービスは医療行為ではないため、診断や処方は行いません。

2023年3月5日（日）には、カップルの互いの視点や当事者の体験談から、不妊治療の理解を深めることを目的にしたオンラインセミナー「どうやって進める？2人が主役の妊活・不妊治療」が開催される予定です。

セミナーでは妊活に関わる意思決定をサポートするために、病院選びのポイント、保険適用、男性不妊、仕事との両立など具体的に解説するほか、2023年4月よりはじまる先進医療の助成金についても解説します。

（文・ソルトピーチ）