1983年の誕生から40周年という節目を迎え、なにかと話題沸騰中のカシオ「G-SHOCK」。昨年末より各コレクションから魅力的な新モデルが続々登場していますが、今回ご紹介する新作「GMW-B5000TCC」(21万4500円)もそのひとつ。
ゴツめのカラーは遠目に見るとブラックベースのカモフラプリントのようだけれど、目を凝らしてみればなんとモジュール基盤! メカニカルな意匠がアラフィフ世代の心を鷲掴みにする新作モデル、その魅力を紹介していきます。
この1月より発売の新モデル「GMW-B5000TCC」、ベースになっているのは2018年に発売され、“フルメタルG-SHOCK”の愛称でたちまち人気モデルの座を射止めたベストセラー「GMW-B5000」。デザイン面では“初代G-SHOCK”こと「DW-5000」より連なるスクエア型フェイスの伝統を継承しつつ、メタルベゼルと本体ケース部の間にファインレジンの緩衝体を挟んだ新耐衝撃構造でフルメタル化を実現。
金属ならではの重厚かつクールな質感が、90年代の第一次ブームに熱狂した世代のハートを見事にキャッチ。大人が身につけるふさわしい、風格漂う高級ウオッチとしてG-SHOCKの新たな扉を開きました。
その「GMW-B5000」に搭載されるモジュールのサーキットボード(回路が搭載された基盤)のモチーフをボディ全面にあしらって登場したのが今回の新モデル。本体全面にはブラックIPによる艶やかなコーティングが施されていますが、そのコーティングの前後の2回に分けてレーザーを照射・刻印することで、ひとつひとつのパターンに質感の変化と奥行きを生み出しています。
ケースおよびベゼルには、日本製鉄が開発した“TranTixxii(トランティクシー)”というチタン合金素材を採用。軽く肌に優しいという長所はそのままに、さらに純チタンの約2倍もの硬度と、ステンレス材のような鏡面仕上げの美しさを併せ持ちます。この質感とボリュームで104gという軽さを実現、装着性の高さも驚きです。
他にも耐摩耗性を考えてDLC処理を施したボリュームたっぷりのスクリューバック、初号機の樹脂バンドデザインを継承したディンプル加工済みのメタル製バンドピースなどファンの所有欲をくすぐる仕掛けがどっさり。手の込んだ美しい仕上がりを見れば、衝撃の価格もきっと納得です。
>> G-SHOCK
<文/&GP>
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