ソニーマーケティング株式会社は、2023年1月22日(日)に静岡県浜松市にプレオープンする、「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」の関連施設(インフォメーションスペース)内に、空間再現ディスプレイ「ELF-SR1/BZ」を2台設置しました。
メガネやヘッドセットは不要。裸眼のまま立体映像を体験
「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」のインフォメーションスペースでは、浜松城跡の発掘調査で出土した埋蔵文化財のフォトリアリスティックな3Dデータをソニーの空間再現ディスプレイ「ELF-SR1/BZ」で表現。
見学者は3Dメガネやヘッドセットを装着せずに裸眼のまま没入感のある立体映像を体験できます。
さまざまな技術で作成された3Dデータ
埋蔵文化財を表現するにあたって、ソニーらは、浜松城跡の発掘調査の最終日、遺構が埋め戻される直前に3Dスキャナで正確な座標データを取得。被写体を様々なアングルから撮影した複数枚の写真から3DCGデータを生成する手法「フォトグラメトリ」によって製作された、写真画質の3Dデータをベースにコンテンツを制作しました。
見学者はフォトリアリスティックな3Dデータを、空間再現ディスプレイ「ELF-SR1/BZ」で目視しながら、見学者それぞれが自由な視点で文化財のデータを体感できます。
普段、目にすることない遺跡の魅力を体感
通常、発掘調査された遺跡などの文化財はその保護のために調査後は地中に埋め戻されます。
そのため調査に携わった専門家などを除き、埋め戻される前の遺跡を自由に見ることはできず、一般の人が埋蔵文化財を理解するための資料は発掘調査の際の様子を収めた写真、図面や説明文などに限られます。
なかなか目にすることができない埋蔵文化財を立体映像で楽しんでみてはいかがでしょうか。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000226.000018968.html
(文・ソルトピーチ)
- Original:https://techable.jp/archives/191935
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:平井久美子