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円熟期を迎えたスティック掃除機&成長著しいロボット掃除機8選【GoodsPress AWARD 2022】

【GoodsPress AWARD 2022】

機能、デザインはもちろん、革新性、コストパフォーマンスなど、さまざまなアプローチで我々を刺激したアイテムを表彰する年末恒例「GoodsPress AWARD」。各ジャンルの識者が厳選した“2022年の顔”をぜひチェック。

スティッククリーナーは、片手でも軽々掃除できる軽量タイプが人気。最新モデルには、吸引力や取り回しに優れているタイプが増えている。ロボット掃除機は、「障害物回避」や「水拭き対応」がトレンド。ぜひ最新モデルをチェックして、自分にぴったりの1台を見つけてほしい。

※2022年12月6日発売「GoodsPress」1・2月合併号38-39ページの記事をもとに構成しています

*  *  *

在宅時間が増加して、掃除の頻度が変化。これまでは週末にまとめて掃除する人が多かったが、近年はホコリや髪の毛が見えたときにサッと掃除する人が増え、手軽に使える軽量タイプのクリーナーが売れている。

家電プロレビュアーの石井和美さんは、「数年前までは吸引力を重視する人が多かったのですが、最近は変わってきていますね。軽く、取り回しのよいものが売れており、軽量モデルが続々登場しています」と話す。

各メーカーのラインナップを見ても、1kg台のスティッククリーナーが急増している。とはいえ、吸引力や運転時間が大幅に落ちているわけではない。

「技術的に進化しており、モーターやバッテリーも小型化されています。そのため、性能を落とすことなく、軽い本体を実現しています。また、最近はヘッドに毛がからまない、お手入れが簡単なタイプも人気です」

ロボット掃除機は、吸引だけでなく、拭き掃除もできるタイプが増加している。一台で両方同時にできるので、場所をとらず、キレイな床をキープできる。

「おすすめは、障害物を避けられる賢いロボット掃除機です。モノにぶつかったり、コードを引っかけたりしないので、事前の片付けの時間を短縮できます」

家電プロレビュアー 石井和美さん
ライター、コメンテーター。家電をレビューするための「家電ラボ」を開設。小物家電から冷蔵庫、洗濯機などの大型家電までテストを行っており、WEBや雑誌、テレビなどで情報を発信している

 

【生活家電部門 掃除機】

【パワフルで賞】

1. 「自動ゴミ収集ドック」で面倒なゴミ捨てがラクになった

吸引力がパワフルなので、小さなホコリも大きなゴミもスイスイ吸引します。また、ヘッドが少し重いのでグラつかず、床にしっかりフィットし、安定します。スティッククリーナーではめずらしい「自動ゴミ収集ドック」も便利!

Shark
「EVOPOWER SYSTEM iQ+ コードレススティッククリーナー」(7万9750円)

掃除機本体を戻すだけで、充電しながらダストカップにたまったゴミをドックが自動で収集。約30日分のゴミをドックにためておける。パワーフィンとソフトローラーを組み合わせたシャーク独自のブラシロールが特徴。大きなゴミから微細なゴミまでしっかりと取り除ける。

▲片手でリリースボタンをつまむだけで、そのままハンディクリーナーとしても使える。家具の上や狭い場所も、気づいたときにサッと掃除可能

▲自動ゴミ収集ドックは紙パック方式ではないため紙パックが不要でランニングコストを抑えられる。ダストボックスは水洗いすれば清潔な状態を維持できる

 

【お手入れがラクで賞】

2. お手入れ簡単で使いやすいクリーナー

軽量モデルで「フィルターレス」を採用しているめずらしいモデル。一般的なフィルター式の掃除機はフィルターに微細なゴミが詰まり、吸引力が落ちていくことがありますが、その心配がありません。お手入れもカンタンです

東芝
「TORNEO V Cordless VC-CLX51」(実勢価格:7万円前後)

フィルター手入れの手間が無い構造を採用。「バーティカルトルネードシステム」により、強い吸引力が99%以上持続する。ブラシ毛のすき間に髪の毛が入り込まないように、ブラシ毛の根本を横糸で編み込んだ「からみレスブラシ」を搭載。

▲ヘッドの構造が改善され、吸引力が向上している。さらに「からみレスブラシ」を新搭載し、髪の毛が回転ブラシにからみにくくなった

▲カップ内を回っている風の流れを変化させる「トルネードプレス」により、ゴミを約1/4にまで圧縮する

 

【床掃除をおまかせで賞】

3. 吸引と水拭きに対応!お手頃なロボット掃除機

モップは激しく振動(調節可能)し、床に圧をかけながらしっかり床を拭いていくので、ピカピカに。音も静かなので留守中や夜間でも使うことができます。独自の音声アシスタントも反応が早く、ストレスなく使えます

エコバックス
「DEEBOT T10 PLUS」(13万9800円)

独自のAIと120万画素HDRカメラを用いた高性能障害物回避システム「AIVI 3.0」を搭載しており、家具や壁をスマートに回避。吸引しながら最大毎分600回振動するモップで水拭き可能。充電ドックには自動ゴミ収集機能を搭載。最大60日ゴミをためられる。

▲高性能HDRカメラとAIチップの組み合わせにより、障害物を正しく認識。暗い場所でも識別できるので、夜間の運転でもぶつかりにくい

 

【ヘッドが軽いで賞】

4. 軽量でパワフル LEDで照らしてゴミくっきり

重心バランスがよく、持ってみるととても軽く感じます。ヘッドがコンパクトで軽いので、取り回しやすい! そしてLEDが便利! とても明るく、見落としがちなホコリまでしっかり見えるので助かります!

日立
「パワかるスティック PV-BL50K」(9万8780円)

小型・軽量できわだつパワーを生み出す「ジェット3Dファンモーター」を採用。空気の流れを効率的に制御し、高効率を実現したことで、従来機種から風量が約10%向上している。ヘッドには、回転ブラシ先端をループ形状にした「からまんブラシ」を新たに搭載。

▲「ごみくっきりライト」には、もっとも明るく感じる波長に近い緑色のLEDライトを採用。明るい場所でも見えにくかったごみを浮かび上がらせる

▲ブラシの先端をループ形状にしたことで、髪の毛がからまりにくくなった。さらに、ゴミを吸い込むだけでなく、フローリングに付着した菌も拭き取る

 

【スタイリッシュで賞】

5. どんな部屋にもなじむ美しいデザイン

インテリアの邪魔をしない、美しい「グレージュ」が目を引きます。使いやすさも改善されており、手元の負担が少なく使いやすいハンドルになりました。毛がからみにくい「からまないブラシ」のお手入れがラク!

パナソニック
「パワーコードレス MC-SB53K」(実勢価格:4万3500円前後)

人間工学に基づき採用されたハンドル角度や形状、本体重心のバランスにより、スムーズな操作を実現。小型ながら最適な回転数でハイパワーを実現するモーターを採用しており、パワフルな吸引力が魅力。

 

【家電ライター コヤマタカヒロ氏 推薦モデル3選】

デジタル&家電ライター コヤマタカヒロさん
キッチン家電を愛するデジタル家電ライター。掃除機や洗濯機などの生活家電についても詳しく、PCやデジタルガジェットにも造詣が深い

 

 

【ペットライフ賞】

6. 毛絡みを自動で解消するヘッドで掃除をサポート!

ペットを飼っている家庭に最適な掃除機だといえますね(コヤマさん)

ダイソン
「Dyson V15 Detect Complete(SV22 ABL2)」(11万5500円)

レーザーによって目に見えないホコリを可視化する“Laser Slim Fluffy クリーナーヘッド”に加えて、新たに“Digital Motorbar クリーナーヘッド”を追加。

 

【静かで賞】

7. 気兼ねなく掃除できる徹底した低騒音設計が◎

実際に電源を入れて静かなのが実感できます。騒音が気になる集合住宅でも安心して使えるのが◎(コヤマさん)

シャープ
「RACTIVE Air POWER(ラクティブ エア パワー)EC-SR8」(実勢価格:8万1340円前後)

モーターを覆う遮音カバーや防振材、カバー形状の工夫により、従来モデルより約35%の低騒音化を実現した。

 

【手間なしで賞】

8. ゴミ吸引&水拭きに対応 モップの清掃もフルオート!

清水と汚水のタンクを搭載しており、モップの自動洗浄もできます。前面のカメラで障害物を避ける性能も非常にいいですね(コヤマさん)

Roborock
「Roborock S7 MaxV Ultra」(21万7800円)

ゴミの吸引に加えて拭き掃除にも対応する、完全自動清浄ができるフラッグシップモデル。

>> 特集【GoodsPress AWARD 2022】

<文/石井和美 コヤマタカヒロ GoodsPress編集部>

 

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