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KanDao、新型360度Webカメラ「Meeting Ultra」を23年春に発売。CES2023でも受賞の製品

中国のカメラメーカーKanDao Technology(以下、KanDao)は、新型の360度Webカメラ「Kandao Meeting Ultra」を発表しました。リモート会議などで、机に座った参加者を映すことなどを想定したデバイスです。

発売は2023年の春頃の予定。現時点で価格は発表されていません。

AIアルゴリズムを活用

Kandao Meeting Ultraは、2023年1月初旬に開催されたデジタル関連の見本市「CES 2023」で披露されました。本製品は、「Kandao Meeting」シリーズの最新型で、角度調整可能なデュアルFHDタッチスクリーンを備えた会議デバイスです。

360度のパノラマ画像をキャプチャできる2つの超広角魚眼レンズのほか、無指向性マイク、カスタマイズされた高品質なHiFiスピーカー、Android OSシステムを搭載。10ポイントマルチタッチ(10箇所同時に感知でき、操作できる)スクリーンを装備しており、触れるだけで簡単に会議の開始や、各種操作を行えます。
AIも搭載されており、専用のアルゴリズムで、話者の顔と音声を自動的に追跡。高精細カメラが正面顔を完全に捉え、会議参加者をよりクリアに映し出します。
なお、Kandao Meeting UltraはCES 2023で「CES Innovation Awards」を受賞しました。同アワードは、全28部門で、製品の品質、デザインの美しさ、顧客に提供する価値といった観点から審査が行われます。今年は、過去最多の2,100件以上の応募があったそうです。

Kandaoについて

Kandaoは、映像技術の研究・開発に注力している企業。同社の映像製品、技術、サービスは世界各国の企業で採用されています。2017年には、中国企業としては初めて、「CES Best of Innovation Award」を受賞しました。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000043116.html

(文・S.Inosita)

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