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JVCケンウッド、防塵・防水の通信型ドライブレコーダーを開発、二輪や船舶、電車でも使用可能。遊覧船へのレコーダー設置義務付け方針も背景に

株式会社JVCケンウッドが、二輪や船舶、電車など、さまざまなモビリティ分野で利用できる防塵・防水仕様の通信型ドライブレコーダー(モビリティカメラ)を開発しました。

防塵・防水仕様の通信型ドライブレコーダー


本機は、JIS防塵保護等級6級・防水保護等級7級(IP67)相当の防塵・防水性能を持ちます。それにより車外や屋外の過酷な状況下でもフルHD画質/広角撮影ができるだけでなく、HDR対応により高画質な映像記録を実現しました。

また、株式会社JVCケンウッドが開発したSoftware Development Kit(SDK)によって、フリートマネージメントシステムなどさまざまなシステムとのデータ連携も容易に行えます。IoT・AIベースの、運行管理や安全運転管理等のサービスを組み込むことも可能です。

さらに、LTEやWi-Fi®/Bluetooth®通信に対応しているので、スマートフォンなどのデバイスと接続して、記録した映像やGPS、センサーの情報を獲得できます。

開発の背景


株式会社JVCケンウッドによると、近年は車の運転時だけでなく、小型の遊覧船などを対象にドライブレコーダーの設置を義務づける方針を国土交通省が固めたことを背景に、車内に加えて車外や屋外での使用に対応したドライブレコーダーへの要望が多く寄せられていました。

そこで同社は、バイクや自転車などの二輪や、船舶や電車、建設機械の外面への設置など、風雨や塵・埃などにさらされる環境下での使用に対応できる新たな撮影デバイスとして、防塵・防水仕様の通信型ドライブレコーダー(モビリティカメラ)を開発しました。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000280.000045133.html

(文・夏木ますみ)

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