4つのカメラで360°監視！怪しい人物を自動追尾するAI監視カメラが登場 2023年3月発売予定

川口裕司

2年前

i-PRO(アイプロ)株式会社（以下、i-PRO）は、2023年3月に「Xシリーズ」の新ラインアップとして、屋外PTZ（パン・チルト・ズーム）一体型マルチセンサーAIカメラを発売します。

「屋外PTZ一体型マルチセンサーAIカメラ」６つの特徴

「屋外PTZ一体型マルチセンサーAIカメラ」は、5MP（メガピクセル）を4眼備えたマルチセンサーカメラです。

最大6つ同時使用可能なAIアプリケーションにより、様々な環境やニーズ下での監視業務を幅広く活躍します。

1．1台で「広範囲」かつ「詳細な」監視

5MPカメラユニットが4台搭載されており、360°死角を抑えた監視をすることができます。
さらに、光学21倍ズームを備えた2MP(1080P)のPTZカメラにより詳細に被写体を監視することが可能です。これらを1台で対応できるため、複数台のカメラを設置する必要はありません。

2．高速・高精度撮影

毎秒高速500°のパン・チルト動作と高い位置精度により、被写体を素早く確実に捉えます。
プリセット移動中のパン・チルト・ズーム・フォーカスの動作を同時に行うことで、プリセット時間の極小化を実現、防塵防水規格” IP67/IP66 ”や耐衝撃保護等級” IK10 ”にも対応しています。

3．検知した対象をPTZで自動追尾

マルチセンサーカメラのAIが検知した対象をPTZでスムーズに自動追尾することが可能です。
従来のようなジョイスティック操作をすることなく、自動で被写体を追尾します。

4．複数のAIアプリケーション対応

オプションとしてAIアプリケーション（動体検知、ナンバー認識、顔検知など）を豊富に取り揃えており、マルチセンサー部で最大4つ、PTZ部で最大2つを同時に使用可能です。

5．設置工数を削減

業界最小・最軽量（※1）で、設置に掛かる負担を軽減しているだけでなく、1本のLANケーブルですべての映像を伝送できるため、設置時に配線の手間がかかりません。

6．高いセキュア性能

第3者機関発行の電子証明書（Global Sign（※2））に加えて、FIPS 140-2 Level3（※3）に認定されたハードウェアを搭載、データ保護性能を強化することでデータの改ざんやなりすましを防ぎます。

人間の目以上の機能を持つAIカメラの導入により、監視業務の省力化とセキュリティ強化の両方が期待されま

※1：屋外タイプにおける最小・最軽量。2022年12月時点でのi-PROの調査による。
※2：GlobalSignはGMOグローバルサイン株式会社の登録商標
※3：FIPS 140-2は、米国連邦情報処理標準規格（Federal Information Processing Standards）で暗号化モジュールのセキュリティ要件を定めた規格。Level 3は、政府や法執行機関など、高いセキュリティが求められる場所に適したレベル。