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太めの薪も広葉樹もバッチリ割れる!雰囲気も抜群の薪割りナタ「クロヒモリ(黒火守)」

調理時や薪割りなど、キャンプで刃物が必要なシーンは結構あります。中でも薪割りは、キャンプの醍醐味である焚き火を楽しむうえではやっておきたい作業のひとつ。キャンプ場やホームセンターなどで売っている市販の薪にそのまま火をつけるのはかなり大変だし、焚き火台のサイズに合わせる必要も出てきます。

薪割り用の刃物としては、鉈(ナタ)や斧、頑丈なフルタングのナイフなどさまざまあり、サイズもまちまち。小さいと持ち運ぶには便利ですが、硬い薪や太い薪だと大変です。かといって大きいと、細い薪を小割りにする際や持ち運びに苦労します。

Makuakeにて先行販売中の「クロヒモリ(黒火守)」(3万3408円~ 1月23日現在)は、アウトドアブランド・Col to Col(コル・トゥ・コル)が手掛ける薪割りに特化した鉈。絶妙なサイズ感と所有感を得られる雰囲気を持つ、燕三条製の逸品です。

日本古来の伝統刃物“鉈”は、刀身が厚くて丈夫、刃渡りは15~50cm前後、片手持ちで扱いやすいというのが特徴で、“木を削る”、“草を払う”、“動物を解体する”など、使う目的に応じてさまざまな形状があります。そしてこの「クロヒモリ」は、キャンプでの必須作業となるバトニング(木を割る)に特化して設計されたナタで、薪割りの際の扱いやすさを考えた設計になっています。

全長は310mmで、刃渡りは145mm、厚みは6mm。素材は硬さと切れ味を備えた炭素鋼・SK85を使用し、防錆用にサンドブラストと四酸化鉄処理を施した“黒染め”の刀身になっています。

刃先は切れ味よりも耐久性を重視した鈍角(30度)の二段刃で、焼き入れは硬度を上げ過ぎない柔らかめの仕様。薪割りを続けて切れ味が鈍った際でも、研ぎ直しによって切れ味が復活します。

重量は重すぎず軽すぎない657g。これぐらいあれば、自重でしっかり薪に食い込んでくれます。

刃先からグリップエンドまで1枚の鋼板から切り出されたフルタング構造と、緩いカーブを描く形状により刃先が自然に下を向く低重心設計。

グリップ(柄)は手に馴染みやすい木製で人差し指がかかるフィンガーチャネルの配置+刃先の向きがブレにくい角形の形状…などなど、各所に薪の割りやすさを実感できる設計になっています。

また、岩場や石の上で薪割りをした際に勢い余って刃を石に打ち付けないようにするための“石突き”が刃の先端に備わるなど、安全面でもこだわりの配慮がなされています。

グリップは2種類で、“ブビンガ(アフリカンローズウッド)”と、製材時に不規則な縞模様が浮かび上がる“樫(牡丹)”をラインナップ。また付属品として、コンパクトで薄いマグネット開閉式の刀身カバー「ひらくレザーシース」と、メンテナンスオイルの椿油が同梱されます。

フェザースティック作りなどブッシュクラフトにも使える鉈などもありますが、この「クロヒモリ」はあえて薪割り用とするだけあり、薪割りのしやすさを考えたつくりになっています。あれもこれも使えるというマルチな道具だったとしても、ひとつの機能しか使わないことも往々にしてあります。だったら専用の道具を持つという選択肢は大いにアリ! しかも黒い刀身は眺めているだけでも画になるもの。長く使って相棒になれるだけの鉈ではないでしょうか。

>> Makuake

<文/&GP>

 

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