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選べる幅が拡大した最新洗濯機4選【GoodsPress AWARD 2022】

【GoodsPress AWARD 2022】

機能、デザインはもちろん、革新性、コストパフォーマンスなど、さまざまなアプローチで我々を刺激したアイテムを表彰する年末恒例「GoodsPress AWARD」。各ジャンルの識者が厳選した“2022年の顔”をぜひチェック。

2022年に登場した洗濯乾燥機の多くは、衣類をより清潔に洗う機能や手入れのしやすい工夫がしっかりと盛り込まれた。その中から特筆すべきモデルについて、家電ライターのコヤマタカヒロさんがセレクト。洗濯乾燥機市場の近況とともに各機種の特徴を紹介しよう。

※2022年12月6日発売「GoodsPress」1・2月合併号42ページの記事をもとに構成しています

*  *  *

家電ライターのコヤマさんは、「この数年続いていた原材料不足がひと段落し、2022年は各社から最新の洗濯乾燥機が数多く登場しました」と話す。

2022年は毎月のように洗濯乾燥機の新製品が発表されてきた。下着や汚れ物を“分け洗い”できる小型のサブ洗濯機も含めて、選べる幅がグッと広がっている。衣類に付着した汚れを落とす性能の進化について、コヤマさんは次のように話す。

「洗剤の自動投入やお湯で洗う機能といった基本機能は、すでに数年前の時点で実現されており、2022年モデルは、より使い勝手に寄り添った身近な機能が強化された印象です。例えばシャープの『プラズマクラスター洗濯乾燥機 ES-X11A』は、投入口が大型化したほか、お掃除機能も強化されています。また、東芝『ZABOON(ザブーン)TW-127XP2』もレバーを押すだけで乾燥フィルターのお手入れが可能。使い勝手がアップしています」

家電ライター コヤマタカヒロさん
キッチン家電を愛するデジタル家電ライター。掃除機や洗濯機などの生活家電についても詳しく、PCやデジタルガジェットにも造詣が深い

 

【生活家電部門 洗濯機】

【大賞】

1. お湯洗いにも対応し、おしゃれ着洗いもおまかせ!

衣類や状態に合わせてさまざまな温度のお湯で洗えます。洗剤の自動投入機能も搭載しており、ワンタッチで洗濯から乾燥まで自動で、タオルをふっくら仕上げてくれます。新搭載の「シワとり・消臭」コースも便利です!

パナソニック
「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129BL/R」(実勢価格:39万円前後)

液体洗剤・柔軟剤・おしゃれ着洗剤の“トリプル自動投入”機能を備えたドラム式洗濯乾燥機。ナノイーX槽カビ菌除菌機能を備え、黒カビ対策も強化されている。槽内から衣類を取り忘れるのを防いでくれるアラート機能も含めて、ユーザーをサポートする工夫が満載だ。

▲おしゃれ着洗剤を入れる専用のタンクを搭載。天面にレイアウトされた注ぎ口の直径が広くて注ぎやすい。タンクの容量は約730ml

▲アプリ専用コースとして、ウールを優しく洗う「ウール」と、温水ヒーターを使って水を温めて洗浄力を高めた「シーツ」を新たに用意

 

【ユーザーフレンドリー賞】

2. 大量の洗濯物をスムーズに出し入れできる!

より大きな投入口を採用し、大量の洗濯物を手軽に出し入れできます。また、乾燥能力が大幅に向上。パーカーのフード部など乾きにくい部分をしっかりと乾燥できます

シャープ
「プラズマクラスター洗濯乾燥機 ES-X11A」(実勢価格:43万円前後)

“ラク家事”を追求したドラム式洗濯乾燥機。清潔な水道水を毎秒100万個以上の微細な水滴にして、高圧シャワーノズルから衣類に噴射する“マイクロ高圧洗浄”機能を搭載。繊維の奥に入り込んだ汚れをしっかり落とす。

 

【ベストクリーン賞】

3. 洗濯と乾燥の両メニューで衣類をしっかりと除菌!

高い洗浄力を誇るモデルで、衣類の黄ばみや黒ずみが防げます。また、洗う前とすすぎの後のUV照射と乾燥時の温風で除菌ができるのもポイント。衣類を衛生的に管理できます

東芝
「ZABOON(ザブーン)TW-127XP2」(実勢価格:34万円前後)

ウルトラファインバブルとマイクロバブルによる洗浄性能の高さが自慢。Ag+抗菌水ユニットを通過することで、水道水が抗菌水に変化し、洗濯のたびに衣類を抗菌。部屋干し臭の元になる雑菌の繁殖も抑える。

 

【ファミリー賞】

4. 最大約16kgの洗濯物が入る大ファミリー向き

乾燥機能を搭載していない洗濯専用モデル。シンプルな操作で使えるのが特徴。機械に詳しくなくても扱いやすく、洗濯物をしっかり干したい家庭におすすめの洗濯機です

サンコー
「デラックスランドリー 16kg LARWASSGY」(9万8000円)

大量の衣類をまとめて洗いたいニーズに応える、16kgの超大容量モデル。2〜24時間の間で自由に設定できる予約機能を搭載し、例えば帰宅時間に合わせてセットしておけば、スムーズに洗濯物を干せるという親切設計だ。

>> 特集【GoodsPress AWARD 2022】

<取材・文/コヤマタカヒロ、GoodsPress編集部>

 

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