近年、さまざまなシーンで活用されているドローン。2022年12月には国土交通省による「ドローン操縦ライセンス国家資格制度」が開始され、ますます需要が高まってきそうです。
愛知県豊橋市にある「とよはし産業人材育成センター」は、ドローンの操縦や講習などの場として個人・団体・企業など、誰もが利用できる施設。ドローン操縦士の国家資格実地試験会場にも選定され、ドローン飛行場として全国から注目を集めています。
中部地区最大級の広さを誇る、屋内ドローン飛行可能施設
施設は、各種会議室やコンピュータ室、講堂、そして、幅約65m、奥行き約18m、高さ約14mの広大な屋内空間である実習室を有しています。
この実習室は、屋内でドローン飛行が可能な施設としては中部地区最大級の広さを誇るといいます。
また、国土交通省航空局の飛行許可申請が不要で、航空法などによる飛行規制のリスクを気にすることなくドローンの飛行操作をすることができるため、ドローン飛行場としても全国各地から、注目を集めています。
操縦訓練からテスト飛行まで多様な用途に使用可能
実習室内にはコンセントを設置していて、バッテリーや送信機の充電も可能。天井高14mの開放的な屋内空間を活かして大型ドローンの飛行も行うことができます。
また、より安全・快適な屋内空間づくりを目指し、安全ネット(網)は2023年3月末までに、無線LAN環境は2023年6月末までにそれぞれ整備される予定です。
さらに、利用中に事故や怪我などがないようにしっかりと安全対策を行い、安定した操縦環境を整えるとともに、撮影した動画・写真の編集や配信などもその場で行うことができます。
東海4県唯一の実施試験会場に
「とよはし産業人材育成センター」は、全国で唯一の指定試験機関となった一般財団法人日本海事協会(ClassNK)が実施する「無人航空機操縦士試験」の実地試験会場の一つに選ばれました。
2022年12月14日時点で、「無人航空機操縦士試験」の実地試験会場は全国で10会場。「とよはし産業人材育成センター」は東海4県唯一の実地試験会場となりました。
同センターでは、全国から利用予約や見学の問い合わせを受け付け中です。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000222.000025583.html
(文・ソルトピーチ)
- Original:https://techable.jp/archives/193048
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:平井久美子