Appleがマレーシアにおいて、同国初のApple Storeを開店するために求人を行っていると、Bloombergが報じています。
11の職種で求人
Appleマレーシアの求人ページを見ると、「Apple Retail」としてストアマネージャー、ストアリーダー、テクニカルスペシャリストなど、11の職種で求人が行われています。
これらの求人はApple製品を販売するサードパーティーの店舗ではなく、Apple Store向けの求人だと思われます。
東南アジアでApple Storeがあるのはシンガポールとタイのみ
東南アジアで最初にApple Storeがオープンしたのはシンガポールでした。現在、東南アジアでApple Storeがあるのはシンガポール(3店舗)とタイ(2店舗)のみです。
マレーシアにApple Storeが出店するとの噂は以前からありましたが、実現していません。Appleはインドなどと同様、公式オンラインストアをマレーシアでも運営していますが、直営店は持っていません。
Appleの求人には地名が記されていないため、Apple Store第1号店の場所は不明ですが、首都クアラルンプールとみるのが妥当でしょう。
The Exchange TRX内ならオープンは2023年10月以降に
「ハローマレーシア」は2021年4月、経済誌エッジ・マレーシアからの情報として、Apple Storeのマレーシア1号店が、2022年にクアラルンプールの国際金融地区Tun Razak Exchange(TRX)内の複合開発施設The Exchange TRXにオープンすると報じています。当時の記事では、The Exchange TRXのオープン予定は「2022年」とされていました。
しかし2022年12月のlendleaseのプレスリリースによると、The Exchange TRXのオープン予定は2023年第4四半期(10月〜12月)とのことなので(新型コロナウイルスの影響で延期された可能性あり)、Apple StoreがThe Exchange TRXに入店するのであれば、オープンは2023年10月以降ということになります。
生産拠点としても注目されるマレーシア
マレーシアはAppleの生産拠点としても近年注目を集めています。
同国では、一部のMac Studioの組み立てが行われていることがわかっています。以前は、M2/M2 Pro Mac miniの発表とともに販売中止となったM1 Mac miniの一部も、マレーシアで生産されていました。
Source:Apple Malaysia via Bloomberg,lendlease,ハローマレーシア
Photo:lendlease
(lunatic)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania