ヤマハ株式会社は、動画や画像の内容をもとにオリジナルの音楽を自動で作成できるアプリ「AmBeat(アンビート)」の提供をApp Storeで開始しました。
毎月10本までBGMを作成できる無料プランと、楽曲作成数が無制限のプレミアムプラン(税込500円/月)を用意しています。
ヤマハの独自技術でキーワードと音楽をつなぐ
AmBeatは、動画や写真のデータをアプリ上にアップロードするだけで、そのビジュアルコンテンツのイメージやシチュエーションにマッチした音楽を自動で作成できるアプリ。ビジュアルコンテンツと一緒にテキストも入力することで、具体的なイメージをインプットすることができます。
同アプリでは、アップロードされたコンテンツやテキストを解析し、「明るい」「リラックス」「海」「パーティー」などのイメージやシチュエーションをキーワードで抽出。感覚的な言語表現を音楽とリンクさせる独自のデータベースをもとに、キーワードと音楽を結びつけます。
データベースは、音や外観などに対する人の感性をモデル化して分析するヤマハ独自の「感性研究」の成果を応用して開発されています。
約500種類の音楽パターンをベースに
BGMの生成には、ヤマハの電子楽器などに搭載されている自動伴奏機能のエンジンを応用。「スイングジャズ」や「エレクトロダンス」「Rock」「R&B」など、約500種類の音楽パターンから、BGMを自動作成します。
BGMは、アプリ内でアレンジすることも可能です。テンポを変更したりコード進行や音楽の構成を選んだりすることで、イメージどおりの音楽に仕上げられるでしょう。
また、アレンジの一環として、BGMに歌をのせることもできます。画面上で歌詞を入力すると、歌詞に合わせてボーカロイドの歌声による歌唱が生成されます。
ヤマハは、AmBeatを通じて、「音楽を作る楽しさや音楽によって自己表現ができる喜びを、より多くの人に体験してほしい」としています。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000671.000010701.html
(文・Saki.A)
- Original:https://techable.jp/archives/193397
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:天野早紀