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政府専用機も“エコ”運航に。ユーグレナ、国産SAF「サステオ」を給油

株式会社ユーグレナは、防衛省が運航する政府専用機2機(ボーイング777-300ER)に、国産SAF「サステオ」を給油し、同機が岸田文雄内閣総理大臣の欧州および北米訪問にあたり、運航されたことを発表しました。

政府専用機にSAFが使用されるのは、今回が二度目となります。

カーボンニュートラルの実現に貢献

SAFはSustainable Aviation Fuelの略称で、動植物油脂や使用済み食用油等の持続可能な原料により製造された燃料を、従来のジェット燃料に混合したものです。従来のジェット燃料と同等の性質と規格認証されており、CO2排出量の削減効果があります。

サステオは、原料に使用済みの食用油と微細藻類ユーグレナから抽出されたユーグレナ油脂等を使用し、従来の石油系ジェット燃料と混合した環境負荷の低い燃料です。

燃料の燃焼段階ではCO2を排出するものの、使用済みの食用油の原材料となる植物とユーグレナは成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にプラスマイナスゼロとなり、カーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されています。

主機と副機にサステオを給油

今回、羽田空港にて、主機と副機の2機に合計5キロリットルのサステオが給油されました。


政府専用機への給油は、約2ヶ月ぶりの二度目。2022年11月12日に、岸田文雄内閣総理大臣が第25回日ASEAN首脳会議、G20バリ・サミット、APEC首脳会議への出席にあたって日本を発った際にも、サステオを搭載した政府専用機が運航されています。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000415.000036462.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000396.000036462.html

(文・Saki.A)

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