Appleはこのほど、拡張現実(AR)/仮想現実(VR)デバイス向けにレンズを開発してきたスペインの企業を買収した模様です。Appleが開発中と噂の、AR/VRヘッドセットに同社の技術が採用される可能性があります。
「米国の大手企業」が買収
カール・グタグ氏は2022年12月29日、「米国の大手企業」が、スペインのLimbakを買収した事実を確認した、とブログで伝えました。
Limbakは2013年創業で、次世代のAR/VRメガネやAR/VRヘッドセット向けのレンズを開発していた企業です。
LimbakはAR/VRヘッドセットである「Lynx-R1」(フランスのLynx開発)や、VR専用のLinuxディストリビューションSimulaOSを搭載した一体型VRヘッドセット「Simula One」向けに、レンズを開発していたと伝えられています。
以前よりAppleとのコンタクトが噂されていたLimbak
グタグ氏によれば、Limbakは以前より、MetaやAppleを含む、AR/VRヘッドセットを開発している大手企業とコンタクトを取っているとの噂がありました。
Appleは、近年ペースは落ちているものの、しばしば小さな企業の買収を行っており、メディアが発見して報道しなければ、買収の事実を自ら報告することはありません。
今回の買収についてもAppleはコメントを発表していませんが、Limbakを買収した大手米国企業とはまずAppleのことだろうと、複数のソースが報じています。
これが事実であれば、Appleは自社でAR/VRヘッドセットや、数年後の製品化が噂されるAR/VRメガネ向けのレンズを、自社で開発する可能性も生じてきます。
Source:KGOntech,Mixed Reality News
(lunatic)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania