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OLED搭載タブレット市場、24年に急拡大か〜次世代iPad Proへの期待も高まる

Apple M2 iPad Pro
 
すでになどを始めとしてハイエンドモデルのではお馴染みの有機EL(OLED)ディスプレイですが、最近ではタブレットへの採用も普及しつつあります。そうした中、2024年登場の Proで採用されると噂される新型OLEDディスプレイが、OLEDタブレット市場全体の起爆剤になるのではないかとの予測が登場していましす。

新型コロナで活気づいたタブレット

調査企業Counterpointによれば、タブレット市場に光があたったのは皮肉にも新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の世界的流行がきっかけでした。リモートワークや“巣ごもり消費”でタブレットが注目されるようになり、ハイエンドモデルを中心にOLEDディスプレイを搭載する動きが加速したそうです。
 

 
業界を牽引するSamsungを筆頭に、すでに一部メーカーがハイエンドモデルにOLEDディスプレイを採用しつつありますが、大きな転換点となるのは「タンデム構造型OLED」の量産が始まる2024年だろう、とCounterpointのアナリストは分析しています。

OLEDの欠点を克服したタンデム構造

液晶ディスプレイ(LCD)として、OLEDは発色こそ綺麗なものの高価なうえに寿命が短いため、採用に二の足を踏むメーカーが少なくありませんでした。
 
しかし、OLEDのレイヤーを一層構造(現行のiPhoneも同様)から二層構造にすることで、OLEDの輝度を2倍、寿命も4倍にする画期的な技術が開発されます。これが先述した「タンデム構造」です。

Appleも2024年にOLED搭載iPad Pro発表か

このタンデム構造を採用したタブレットの到来により、2022年第3四半期(7月〜9月)には市場全体で8%に過ぎなかったOLED搭載モデルが、2024年第2四半期(4月〜6月)には15%に倍増することが期待されています。
 
もこの潮流に乗るメーカーの一つと考えられており、2024年第1四半期(1月〜3月)に11.1インチ&13インチの次世代OLED採用iPad Proを発売するとの観測も登場しています。
 

 
これによって2024年第2四半期(4月〜6月)には、OLED搭載タブレット市場でAppleが21%のシェアを獲得し、SamsungとLenovoに次ぐ出荷台数になると見込まれています。
 
 
Source:Counterpint via Phonearena
(kihachi)

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