休日が少ない・拘束時間が長い・高齢化が進んでいるなど、宿泊業界には多くの課題が存在します。
こういった課題への解決策として、株式会社お宿応援隊は宿泊施設に特化したシフト管理システム「宿しごと」がリリースされました。
「宿しごと」の特徴
「宿しごと」はホテル向けのコンサルティングを手がけるお宿応援隊社が開発した、就労者が働きたい時間に働くことができるよう考えられたシフト管理システムです。
適切な時間配分や人員配置がなされ、就労者のことを配慮したシフトとなるよう、工数タスク管理が組み込まれています。
あらかじめ管理者がタスクを明確にした工数表を作成し、就労者はそれを見て入りたい時間帯や工数を選択し、予約します。
その後希望が就労者同士でかち合ってしまった場合、管理者が調整する仕組みです。
数ヶ月先までの工数表を作成し入力しやすくする、使用方法の研修などを行うことで運用が円滑になることが見込まれます。
育児中・複業中など多様化している働き方に配慮した仕組みであると言えます。
また、お宿応援隊社はこのシステムの活用により、就労者の待遇の向上・就労機会の創出・人材の適正配置・一手不足の解消などの効果が生まれることが期待されるとしています。
(文:池田 有)
- Original:https://techable.jp/archives/194349
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:池田有