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グランドセイコー新作はスプリングドライブ誕生の地「信州」の諏訪湖がモチーフ

セイコーウオッチの高級腕時計ブランド「グランドセイコー」より、今年2作目となる新作モデル「Evolution 9 Collection(エボリューション 9 コレクション)」(115万5000円)が2月10日に発売されます。

深みのあるブルーのダイヤルは、グランドセイコーのスプリングドライブモデルを製造しているセイコーエプソン塩尻事業所内にある「信州 時の匠工房」からほど近くに位置する諏訪湖の夜明け前をイメージしたもの。揺らめく水面を想像させるダイヤル表面は、職人が手彫りで模様を刻んだ金型を基に製造した“ミナモパターン”によるもの。ほの暗い夜明け前の湖面が風でさざめく、趣深い諏訪湖の情景を表現しています。

時計ケースは、光と影を表現するデザイン文法“エボリューション9スタイル”に基づい造形。ザラツ研磨によって歪みのない平滑な鏡面を実現し、ケース随所に施したヘアライン面で、光と影の中間にある“ほの明るさとほの暗さ”を表現しています。

搭載されているスプリングドライブムーブメント・キャリバー9RA2は、サイズの異なる大小2つの香箱“デュアルサイズバレル”を採用。パワーリザーブは最大で約120時間で、平均月差は±10秒、日差では±0.5秒相当と、ぜんまいを動力とする時計では別格といえるほど高い精度を実現しています。

表示機能は時分秒と3時位置に配された日付表示のみ。ケースバックにはサファイアガラスがはめ込まれているので、繊細な質感をまとった“信州霧氷仕上げ”のムーブメントとブルースチールのインジケーター針が織り成す38石の緻密な駆動をいつでも眺められます。

時計ケースとブレスレットはステンレススチール製。ケースサイズは横40×縦47.9×厚さ11.8mmです。風防には内面無反射コーティングを施したデュアルカーブサファイアガラスが用いられ、10気圧防水性能と耐磁性能も備えています。

落ち着いた佇まいながら存在感を演出する、静かなディープブルーのダイヤルとスプリングドライブ特有の流れるような秒針の動きは、時間を忘れていつまでも眺めてしまいそう。10年先、20年先でも活躍する、頼れるタイムピースとなりそうです。

>> グランドセイコー

<文/&GP>

 

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