ベッドで充電中だったスマートフォンのケーブルから漏電し、就寝中に感電死する事件がタイで発生しました。無断欠勤が続く男性の家に同僚が訪れたことで発覚しました。
死後3日が経過
34歳のプッタワート・カムワンさんが突然、職場のジュエリーショップに出勤しなくなりました。同僚が電話をかけても一向に繋がりません。3日連続で欠勤が続いたため、不審に思った同僚がカムワンさんの自宅に訪れると、眼前に飛び込んできたのは、ベッドの上でスマートフォンに手をおいたまま横たわっている死体でした。
死亡してから3日が経過しており、死体は腐乱して膨れ上がり悪臭を放っていたそうです。その後警察の調べによって、死因は充電中のスマートフォンによる感電死だったことが分かりました。何らかの原因で充電ケーブルがショートしたと考えられています。暴行のあとはありませんでした。
充電ケーブル理由の事故には注意
今回悲劇が起きたタイだけでも、金属製ベッドに接触したケーブルから感電した17歳、スマートフォンで音楽を聴いている最中に漏電した16歳、ベッドの上でゲームを楽しんでいて感電した54歳と、過去に同様の死亡事故が複数起きています。
いずれもスマートフォン本体ではなく充電ケーブルに問題があった可能性が高く、劣悪なサードパーティー製品やビニールが破けて配線がむき出しになったものなどを使用し続けて惨事を招くパターンが多いようです。
ベッドの中でも充電状態のスマートフォンを手放さず、そのまま眠りにつくユーザーは日本でも少なくないでしょうが、寝ている間に何が起きるかは分かりません。できる限り身体から遠ざけておくに越したことはないでしょう。事実、過去には就寝中に純正のiPhone用充電ケーブルが突然発火し、顔に火傷を追った女性の事件も報告されています。
Source:Metro
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-522025/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania