独特のインターフェースを特長とするスマートフォン、Phone(1)を展開中のNothingが、Phone(1)の後継機種となるPhone(2)を開発中であり、今年後半に発売する計画であることがわかりました。
Phone(2)は2023年後半に登場
Nothingの創業者兼最高経営責任者(CEO)であるカール・ペイ氏は海外メディアInverseに対し、次のスマートフォンであるPhone(2)を開発中で、2023年後半に発売する計画を明かしました。
ペイCEOは「Nothing Phone(1)よりもプレミアムなスマホを開発中で、ソフトウェアに特に注力している」と述べるにとどめ、それ以上は明かしませんでした。
米市場への本格参入を目指す
Nothingは今年、特に米国での売上拡大を目指しているとのことです。Phone(1)は米国において購入可能ではあるものの、あくまでベータプログラムとして販売されています。またT-Mobileの5Gにしか対応しておらず、AT&TとVerizonの5Gネットワークには非対応です。
またNothingは2022年12月に、英ロンドンのソーホー地区に同社初の小売店舗をオープンしましたが、今年は世界の他の地域にも小売店舗を順次オープンしていく計画とのことです。
Phone(1)のデザインがiPhoneユーザーをも惹きつける
ペイCEOによると、2022年のNothingの世界全体での売上高は、2021年の2,400万ドルと比べるとほぼ10倍の、2億ドル超えとなったそうです。スマートフォンとワイヤレスイヤホンの累計販売台数は100万台を超えたと、同CEOは述べています。
またペイCEOは、Phone(1)のデザインを気に入って、iPhoneから切り替えるユーザーが少なくないとし、「当社のブランドによってAndroidへ切り替えている」と、同社独自のGlyphインターフェースに自信をのぞかせています。
Source:Inverse via MacRumors
Photo:Nothing
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-522029/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania