「空飛ぶクルマ」を手掛ける株式会社SkyDrive(以下、SkyDrive)は、兵庫県と連携協定を締結したことを発表しました。兵庫での空飛ぶクルマの実現に向けて協業します。
関西万博を見据えた提携
兵庫県は、2025年に開催される大阪・関西万博を見据え、産業政策等を中心に日本の成長・発展を牽引していくための様々な施策の実施を目指しており、施策の1つに、空飛ぶクルマの社会実装を掲げています。
今回の提携は、このような兵庫県の状況を背景として行われました。提携の具体的な内容は以下の通りです。
(1)空飛ぶクルマの機体及び事業開発に資する実証
(2)空飛ぶクルマの社会実装に向けた環境整備
(3)空飛ぶクルマに係る情報発信など社会受容性の向上
(4)空飛ぶクルマに関わる産業のエコシステム形成
大阪ベイエリアに加え、関西圏から淡路、瀬戸内と、徐々にネットワークの広域化を目指す上で、ハイテク産業基盤、観光エリアとしての魅力、都市・郊外それぞれの移動需要とバランスが取れている兵庫県は、空飛ぶクルマの実装エリアとして理想的と考えたとのこと。
SkyDriveについて
SkyDriveは、2018年に設立された企業で、「空飛ぶクルマ」及び「物流ドローン」開発を手掛けています。「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションとしており、国内で唯一、有人飛行試験を実現。官民協議会の構成員として制度設計にも関与しています。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000038857.html
(文・S.Inosita)
- Original:https://techable.jp/archives/194816
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上智文