Qualcommが開発中の、Apple Mシリーズ対抗品となるSnapdragon 8cx Gen 4のエンジニアリングサンプルの出荷が始まったようです。
Snapdragon 8cx Gen 4は、高性能コアの動作周波数が3.4GHzを目指して開発されているも、エンジニアリングサンプルの動作周波数は3GHzと、リーカーのKuba Wojciechowski氏(@Za_Raczke)が報告しています。
Snapdragon 8cx Gen 4に関するこれまでの情報
Snapdragon 8cx Gen 4の詳細スペックに関する噂は、iPhone Maniaの過去記事をご確認下さい。
Mac mini競合WindowsミニPCが数年後に実現!?M3対抗SoCの最新情報
Apple M3対抗Qualcomm SoCのベース品のGPUベンチマークスコア判明
Apple M1/M2対抗チップ「Oryon」をQualcommが発表〜来年発売予定
実績あるTSMCの4nmプロセスで試作開始か
Snapdragon 8cx Gen 4のエンジニアリングサンプルはTSMCの4nmプロセスで製造されているようですが、N4Pなのか、それとも改良型のN4Xなのかは確認されていないようです。
ただし、TSMCの4nmプロセスはiPhone14 Proシリーズに搭載されているA17 Bionicを製造していますので、素性は良いと考えられます。
そのため、実製品の出荷までには、Snapdragon 8cx Gen 4も高い良品率を維持したまま目標の動作周波数である高性能コアが3.4GHz、高効率コアが2.5GHzを実現する可能性は高そうです。
Source:Kuba Wojciechowski(@Za_Raczke)/Twitter
Photo:Apple(米国),Tom’s Hardware
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-522902/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania