サイトアイコン IT NEWS

Twitter改悪?「スペース」アイコンを消すにはTwitter Blue加入が必要

Twitter Blue ナビゲーションバー スペース 消す 削除
 
SNSサービス年2月5日にリリースした公式クライアントアプリで、画面下部にスペース機能のアイコンが表示されるようになり、Twitterでは「改悪アップデート」と話題になっていました。下部に表示されるアイコンは、先日サービス提供開始された有料プランTwitter Blueに加入すると変更できます。

Twitter有料プラン「Twitter Blue」これまでの経緯

Twitterが月額有料プランを用意していることは2021年時点で報じられており、当時は月額約3ドルで、ツイートの送信取り消し機能などを搭載すると噂されていました。2023年1月より正式にサービス提供が開始され、月額利用料は980円(アプリ経由だと1,380円)となっています。
 
Twitter Blue導入に伴い、それまで政府機関や企業、報道機関等のアカウントに対して付与していた青色の認証済みバッジは黄色や灰色に変更され、Twitter Blue加入者には青色の認証済みバッジが表示されるようになりました。
 
今回のTwitterアプリアップデートで実装されたナビゲーションバーのカスタマイズ機能については、2021年10月時点で、Twitter Blue登録者に限定される可能性とともに報道されていました。

Twitter Blue加入者のみナビゲーションバーのカスタマイズが可能

現在のバージョンのTwitterアプリでは、下部ナビゲーションバーが初期状態で「ホーム」「話題を検索」「音声」「通知」「メッセージ」となっています(画像上)。コミュニティに参加している場合は、音声と通知の間に「コミュニティ」が表示されます(画像下)。これまでなかった「音声」が表示されるようになり、Twitter Blue加入者でないと非表示などのカスタマイズができないため、ユーザーから不評を買っています。
 


 
iPhone Mania公式TwitterアカウントでもTwitter Blueに加入してみました(チェックマークの反映にはタイムラグがあるようです)。Twitter Blueでできることは、主にブックマークのフォルダ分け、ナビゲーションバーのカスタマイズ、テーマカラーの変更などです。
 

 

 

 

 
Twitter Blueの設定>その他>カスタムナビゲーションの項目から、下部ナビゲーションバーに表示される内容を編集できます。最小1つ~最大6つまで表示可能で、タイムラインを表示する「ホーム」は必ず表示されます。
 

 
「音声」を非表示にするとこれまで通りの4メニューが表示されました。
 

 

サードパーティー製クライアントアプリはもう使えない?

ナビゲーションバーのカスタマイズのためだけにTwitter Blue加入を検討するかは悩みどころですが、つい先日Twitterがサードパーティー製クライアントアプリに対してAPI制限をかけていたことが判明し、その後公式にサードパーティー製クライアントアプリが禁止されました。
 
2月に入りTwitter社開発チームのTwitterアカウントより、Twitter APIの無料提供を現地時間2月9日で終了するとともに、代わりに有料版を提供するとしています。
 

 
こうした発表を受け一部のサードパーティー製クライアントアプリは提供終了を発表しています。
 

Twitter APIの有料化、クライアントアプリ以外にも影響する?

Twitter APIを活用したサービスはサードパーティー製クライアントアプリだけでなく、例えばツイート自動投稿botサービス、Twitter連携を使ったログイン機能なども含まれます。有料での提供となるのがどのAPIになるか、どのサービスに影響するかは2023年2月8日現在明らかになっていません
 
しかしTwitter連携によるログイン機能への影響について、向けゲーム開発会社がTwitter社に問い合わせたところ、「アカウントには影響がない」との回答を得たとのこと。ただ念のためTwitter連携以外のログイン手段を確保するよう呼びかけています。
 

 
 
Source:Twitter
(asm)

モバイルバージョンを終了