近年、地球温暖化問題や、資源問題をはじめとした環境問題への関心が高まっています。自治体や企業の取り組みとしてはSDGsやサステナブル経営などが代表的な取り組みです。
そういった背景から、福岡県筑後市は株式会社マーケットエンタープライズと連携し、不用品のリユース事業をスタートしました。
リユースプラットフォーム「おいくら」
「おいくら」はマーケットエンタープライズが運営するリユースに特化したプラットフォームです。
不用品を売りたい方が「おいくら」上で依頼を行うと、登録している全国のリサイクルショップが一括で査定を行ってくれます。
福岡県筑後市は、昨今のコロナウイルス流行による市民の在宅時間の増加を受け、粗大ゴミが増加しているという問題を抱えています。
この状況を解決すべく「おいくら」を導入し、市民に「捨てる」一辺倒の選択肢だけでなく、「リユースする」という選択肢を持ってもらうことを目指していくと言うことです。
これからの展望
筑後市はホームページ上に「おいくら」の情報を掲載。1月17日より査定申込が可能になりました。
従来は戸別収集をシルバー人材センターが行なっていましたが、重量があるものの運び出しが難しいという問題がありました。
今後は希望することで「おいくら」の出張買取サービスを受けられるということです。
筑後市によると、「リユース」という選択によって持続可能な循環型社会の実現を目指すとともに、廃棄コストの削減や売却による経済効果向上を狙える効果的なソリューションとして取り入れていく方針です。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000147.000015239.html
(文・池田 有)
- Original:https://techable.jp/archives/195738
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:池田有