カメラのミラーレスシフトを象徴するモデルがキヤノンから登場します。それが「EOS R50」(キヤノンオンラインショップ価格:ボディのみ 11万1000円)。
EOSにはフィルム時代から人気のエントリーモデル、一眼レフカメラ「EOS Kiss」シリーズがあり、デジタル化後も「EOS Kiss M2」などが発売されてきました。しかし、3月下旬発売予定の新たなエントリーモデル「EOS R50」はミラーレス一眼。EOSシリーズとしてはこのところ、ミドルモデルやハイエンドモデル、そしてプロユースを想定したモデルまで、Rを冠したミラーレス一眼モデルをリリースしてきました。そして、いよいよエントリーモデルも登場となります。
Rシステムで培った技術をしっかり搭載しつつ、小型軽量化を実現。さらに一眼エントリーユーザーにも配慮した、難しいことを考える必要がなくキレイな写真や動画を撮影できる。まさに時代の流れを反映するミラーレス一眼となっています。
一眼初心者でも安心なスペックはいくつもあります。
まずやはり注目は小型軽量なこと。ボディは約376g。軽さが特徴の「Kiss M2」と幅や高さはほぼ同じながら、さらに軽くなっています。一眼カメラは大きくて思いから扱えないという人でも、この重さやコンパクトさは大きな魅力です。
そしてAF性能。上位モデルにも搭載されている“EOS iTR AF X”により、人物や動物、乗り物をカメラが自動検出し追従。さらに自動モードも付いているので、わざわざ設定をすることなく、ペットや子ども、クルマやバイクといったピントを合わせづらい被写体をしっかりとらえてくれます。
また、スマホのアプリ感覚で画作りができる“クリエイティブアシスト”や、逆光で明暗差が大きな場所など普通に撮影するとなかなかいい写真が撮れないシーンで便利な“アドバンスA+”、電子シャッター時なら最大約15コマ/秒という高速連写機能など、逃したくない瞬間をミスなくキレイに撮影できる機能を各種搭載しています。
もちろん動画機能も充実。クロップ(切り抜き)なしで4K30Pの動画撮影が可能だったり(FHDなら120P)、静止画でも活躍する“EOS iTR AF X”が動き回る被写体にも広い範囲で粘り強くピントを合わせ続けてくれたり、手ブレ補正機能付きレンズを使えばボディ側の電子手ブレ補正と協
動画機能としては他にも、カメラに商品を近づけるとピントをサッと切り替えてくれるレビュー用動画モードや、手持ち自撮り時に顔のアップを回避できる広角ボタン、自動水平補正機能などが付いています。
また、PCとUSBケーブルで接続することで、ビデオ通話やライブ配信用のカメラとしても使えます。
エントリーモデルながら、センサーはAPS-Cを搭載。有効画素数は最大約2420万画素。シャッタースピードは電子シャッターで最速1/8000秒。背面のモニターは3.0型のタッチパネル式で、バリアングル仕様です。
ボディ単体だけでなく、18-45mmレンズがセットになったレンズキット(キヤノンオンラインショップ価格:12万6500円)と、同時に発売となるズームレンズ「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」も加えたダブルズームキット(キヤノンオンラインショップ価格:15万6200円)も発売されます。
スマホでは物足りない、もっとハイクオリティな動画が撮りたい、でも一眼カメラは難しそう。そんなユーザーにはピッタリな1台は3月下旬発売予定、現在予約受付中です。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/510557/
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